ダイワ・バトルゲーム ヤエンスタンドの改造2013年01月12日 21時29分

ヤエンスタンドを新しくしました。


メーカーの謳い文句では「上部が細く、下部が太い逆テーパー脚部構造の

為低重心で安定感抜群」とか。(*^^*)

なかやnがこれを使っていたのでこの前のヤエンの時に見せてもらいました。

脚が広角に広がっておりしっかりと安定しているので突風が

吹いてもびくともしません。さすが一流メーカ製ですネ。↓




このヤエンスタンドがすごく良さそうなのでちょっと高いですがさっそく

自分へのお年玉?という事で入手しました。ははは。(^O^)

しかし竿受け部のダブルホルダーは自分には必用が無いし持ち運びにも

結構かさばります。

これって竿一本だけ使うとちょっとカッコ悪い。 (´・ω・`)

しかもヤエンの時に竿2本でこんな近くでアジを2匹泳がせたら

すぐにラインがもつれてしまいそうです。(-_-;)

そこでこのスタンドに普通のピトン受けをつけられるように

改造することにしました。




まずは竿受けを外してネジの大きさをホームセンターで確認します。

特殊なネジでなければいいのですが・・・。

なあんだ!普通のM6ネジでした。(ホッ!) ↓




さてここからが問題です。

毎日毎日、来る日も来る日も、ピトン用竿受けをどうやってこのネジ穴を

利用して固定すればいいか考え悩み続けていました。(笑)

鉄工所とかで作ってもらうのもいいけどできれば自分で作りたいし・・・。

ピトン用のステンレスの丸棒は入手できるとしても丸棒に穴をまっすぐ垂直に

開けるのはボール盤も無いし至難の業です。

竿受けを外して上から見た写真です。↓




そしていつものようにホームセンターをぶらついていると、ある金具が

目に止まりました。

それはコンクリートアンカー! \(^o^)/

これだ! この金具を見た瞬間にヒラメキきました。これは使える・・・。

棒にギザビザの滑り止めは無いけど締め付ければ別に大丈夫でしょう。

本来の用途はコンクリートにアンカーを固定するための物です。↓




材質も鉄(クロメート処理,溶融亜鉛めっき),SUS(ステンレス)と

いろいろあります。

とりあえず鉄のアンカーを買ってきて試作してみることにしました。

ネジの大きさはM12です。(値段は鉄なので150円ぐらい)

もう少し太くてもいいけど次のサイズM16になり竿受けに入りません。




中の芯棒はペンチで引っ張れば簡単に外れます。




とりあえず穴の中に入れる6mmのSUSの六角ボルトも買って来ました。




中の棒を抜いた穴は直径5Φぐらいで6mmのタップを切るのに

調度良い大きさの丸穴です。\(^o^)/

久々にダイス・タップセットの出番です。




6mmのタップで雌ねじを切っていきます。




鉄なのでゴリゴリと簡単に気持よくタップが切れます。

6mmのボルトを入れるとキレイに入りました。




これでも良かったんですけど欲を出してステンレス製のアンカー(578円)を

買って来ました。

竿受けって潮風に当たるのでやっぱ錆びにくい方がいいもんね。(^^♪




ディスクグラインダーでアンカーを適当な長さにカットします。




さていよいよタップを切っていきます。

ステンレス製のタップ切りもあるようですが持っているのは

鉄用タップしかありません。

あ!・・・。しかし・・。

鉄に比べてさすがSUS製、メッチャ硬いです。

硬くて思うようにタップが切れません。(涙)

無理に回すと抑えている万力が滑ります。

むりやりに回すとタップが折れそうです。(´・ω・`)




全部はタップ切れませんでしたがなんとか途中まで切れたので

諦めてこれでいいことにします。強度は十分でしょう・・。

切った後はヤスリで綺麗に仕上げました。




反対側も穴が開いているのでも穴埋め用にタップを少し切ってステンレス製の

ボルトをねじ込みます。




はみ出ている部分をカットします。




こんな夜中にオレはゴリゴリ倉庫で何やっているんだろう?(瀑)

娘がやってきたので写真を取ってもらいました。^^;




ボルトをアンカーにキツくねじ込んだ後、ナットを回して固定します。




今度は6mmボルトをディスクグラインダーでカットします。




これは軽く切れました。




精密ヤスリでキレイにバリ取りします。




これでピトン部は完成です。




このピトン部をヤエンスタンドにねじ込んだ後、ナットを回して固定します。

これでピトン部がヤエンスタンドにガッチリ固定されました。

これで完成です。




釣武者のピトン受けを装着してみました。


わあ~い・・。結構カッコいいですね~。




竿とリールを試しにヤエンスタンドに付けてみました。




こちらのピトン受けはスノーピーク製です。

余談ですがスノーピークのフィッシング事業(フライフィッシングを除く)は

平成21年にダイワに権利譲渡されていたんですね。




まあまあ良い感じになりました。

竿受けにピトンをつける方法は先輩ヤエン師達も行なっています。

また釣武者にテトラポッド用ピトンというのがあります。↓

これもいろんな場所で使えそうです。

(下記写真は合成です。) 




このスタンドのフィールドテストを兼ねてはやく

ヤエンに行きたいなあ。(^^♪

なんか最近釣りに行くより工作をしている時間が長いです。(*^^*)

by.izuyan

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次の日、せっかく買っていたんで鉄製のピトンも作りました。

ボルトとナットはSUS製です。

そしてSUS製のピトンもバランスを考えて少し短くしました。

上がSUS製で下が鉄(クロメート)製です。↓




スタンドに固定部する時にはスプリングワッシャと平ワッシャを入れて

締め込みました。 完成した最終形です。↓




持ち運びもスタンドとピトン受け部が分割できるのですっきりしました。

  \(^o^)/ 




もうすでに次なる工作はなにかないかと探しているizuyanでした。(^^♪



あ! LED集魚灯も少しずつですけど実験しながら作っています。

秋のカゴ釣りシーズンまでには完成予定です。ははっは。

上が白色LED2個、下が緑色と青色のLEDです。




コメント

_ なかやn ― 2013年01月13日 16時06分

毎度。
上手くいきましたね~。

やっぱりステンレスは硬いでしょうが、何とかネジが切れたようですね。

しかし、一体何時までやっとったんスカ(笑)

仕事が早い!!

竿掛けは同じ三脚に2つもいらんもんね・・・
なんで2つなのか理解に苦しむ・・・(笑)

そのうち私も、改造致します。

_ izuyan ― 2013年01月13日 20時27分

なかやn、こんばんわ!

なんとかバッチリいきました。

SUSはやっぱり硬いです。

鉄でも強度があり十分と思います。

加工が簡単でもし錆びたら交換すればいいし・・。

やる時は思い立ったらで一気にやらないとなかなか出来ないです。

もし良かったら作りますよ。出来れば鉄で・・。^^;

_ ゴン ― 2013年01月13日 22時45分

こんばんは~!

次々と道具が出てくるけどどらえもんのポケットでも
持ってるんですかぁ~┓( ̄∇ ̄;)┏

道具だけじゃなくてアイデア、応用が素晴らしいので
色々改造できるんですね!

_ izuyan ― 2013年01月14日 07時05分

ゴンさん、おはようございます。

ドラえもんポケットはすぐ近くのホームセンターです。
必要な時に買いに行ってたら段々と増えてきました。(*^^*)

でも考えればいつもくだらないものばかり作ってるような・・・。
はっはは。それでも自分的には楽しいです。

この3連休一回は出撃したかったのですが土曜日は
天気良かったけど用事があって☓。
後は雨ばかりで残念でした。あ~あ!

_ S ― 2013年01月14日 10時00分

おはようございます。(^^)

またまた、良いものを改造して作りましたね!!!

たしかに、波止では、ピトンが中々使えないので

竿受けが使える三脚があれば重宝しますね!!!

しかし、izuyanの自宅には、専用の工房が有るのですね!!!

今回も、参りました。!(^^)!

そういえば、昨日例の岬で、車のLEDライトを持って来ている人が居ましたが

なんと、電動リールのバッテリをつないで使っていました。

光量も無茶苦茶明るくて、電気の持ちも十分一晩持ち、家で簡単に

充電できるとの事で、みんな色々工夫するもんだと感心しました。(^^♪

_ izuyan ― 2013年01月14日 12時08分

Sさんこんばんわ!

専用工房というより、単に農機具などが置いてある

単なる倉庫です。(^^♪

電動リールのバッテリはizuyanも考えましたが5000円ぐらいするし

やはり鉛バッテリなので重いです。

やはりここはニッケル水素電池がパワー、費用、重さの点で

有利かな?と思っています。

LED集魚灯の製作も少しずつではありますが

やってるんですよ。(^^♪

ブログ下の方に実験中の写真を載せておきます。

もう少しLEDを増やして秋までは完成させる予定です。(^O^)

_ yama ― 2013年01月15日 08時27分

おはようございます。

少しPCの前から、離れていたら・・・
また、DIYしてるじゃないですか
(-^〇^-) ハハハハ
「コンクリートアンカー」を改良しちゃうなんての発想
素晴らしいです♪ (★^▽^)V

そろそろ私も、遠征する準備を色々しなくっちゃ!

_ izuyan ― 2013年01月15日 23時50分

yamaさん、こんばんわ!

天気が悪くて釣りに行けない日は自宅DIYで気を紛らわして

います。(^O^)

そろそろ釣りに行きたいですがまだまだいろいろと

忙しい日が続きます。(´・ω・`)

そういえば去年の2月は雪が降る寒い日に始めて一緒に

ヤエンをしましたね~。(^^♪ 

なかなかヤエンも上手くなりませんけど今年はizuyanは下手くそだ

と言われないように頑張る覚悟であります。(瀑)

_ NAO ― 2013年01月16日 18時52分

こんばんわ~初コメ失礼しますm(_ _)m

いつも拝見させていただいてます。
自分もバトルゲームアオリスタンドはどうにか
1本掛けに改造できんかな~っと思っとりました(汗
ので、できるか分からないですが挑戦させて
いただきます(゚∀゚ゞ)
これからもよろしくお願いします♪

_ izuyan ― 2013年01月16日 22時20分

NAOさん、初めまして!

やはりアオリスタンドがなぜ2本掛けなのかみなさん

不思議に思っているようですね・・。(^^♪

メーカの保証は無くなりますが自己責任において

どんどん知恵を出しあい改良して使いやすい

システムにしていきましょう。

NAOさんもうまく改造できるといいですね。

いつもくだないものばかり作っていますが今後共

よろしくお願いします。m(_ _)m

_ りくパパ ― 2016年01月22日 19時25分

はじめまして。高校まで愛媛で育ち,今は大阪から,日本海や和歌山にヤエンに繰り出してます。ヤエンスタンドの改造はみなさん考えるようですね。私は,「スペーサー」なるボルトの長いのをねじ込んで使ってます。
ところで,別ページにあるヤエンセンサーに一目ぼれなのですが,詳細教えていただけますか?必要な部品等の相談をさせていただければと思うのですがメールに返信いただけませんでしょうか。電気回路は素人なので春イカまでに間に合えばいいのですが(笑)

_ izuyan ― 2016年01月24日 05時19分

りくパパさん初めまして。

ヤエンスタンドにスペーサーボルトを使っていると 

いうことで情報ありがとうございます。(^^♪

無線式アタリセンサーはこのブログを見て

多くの方が製作されているので記事の内容が

理解できれば作れると思います。

ただ電気の基礎知識があって回路図等が

読めなければちょっと厳しいかも知れません。(;_;)

もちろん相談には乗りますのでよろしくです。

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