石油給湯器 エラーコード29 修理 ― 2018年04月29日 05時31分
6年前に自分で交換設置した石油給湯器ですが
リモコンに『エラーコード29』が出てお湯が出なくなりました。(涙)
シャワーやお風呂にはいれないのはツライです。(;_;)
お湯の大切さが身にしみました。
当時の石油給湯器交換のブログ記事はこちら↓
当時のブログ記事のコメント欄をみると2名の方が
このブログをみてDIYで自分で交換されたようです。
つまらない記事ですが少しは役にたったようです。^^;
ところで『エラーコード29』とは一体なんの
エラーなのかな?
29は29℃ではありません(笑) エラーコードの29です。↓
石油給湯とはお湯をお風呂や台所に供給するための
機械です。
お湯を作るには電気やガス、灯油、、太陽光、薪など
いろいろな方法がありますね。
izuyanが子供の頃は五右衛門風呂のお風呂に入っていました。
薪に火をつけて鉄釜を温めお風呂にはいるのですが
これが最高!。
なぜなら釜自体が薪で熱せられて温かいので
お湯がいつまでも冷めないので体の芯から
ポカポカと温まります。
今なんかお湯を入れた途端に冷めていきます。(涙)
当時は風呂沸かしのお手伝いが嫌だったんですけど
今考えると、これって最高の贅沢だったんだなあ・・・。(^^)
さて石油給湯器の構造です。↓
もう取扱説明書は見つからなかったので
インターネットからダウンロードしました。
さて取説からエラーコード29を探します。
エラーコード29 :原因 中和器のつまり
処置:販売店または弊社窓口に連絡してください。
なんだ中和器って?
さすがに素人なので意味判りません。
ネットで調べると次のことがわかってきました。
『中和器とは高効率の給油機器でお湯を作る過程に
酸性の水ができるのでそれを炭酸カルシウムで
中和して排水する装置。』
それがなにかの原因で詰まると中和器上部の
水位センサーで検知され排水されずに
あふれそうになるとエラーで機器は止まるように
なっているそうです・・。
なるほど・・・。中和器の詰まりさえ解決できれば
自分でも修理できるかもしれない。
( ̄ー ̄)ニヤリ
正面のネジを外し蓋を開けます。
もちろん分解修理は自己責任です。(^_^;)
取説によると高効率の給湯器は二次交換器で
燃焼ガスの熱を回収したとき燃焼ガスに含まれる水分が
結露して、ドレン配管から排出される(最大60cc/分程度)と
記載があります。
結露水は出るけどこの二次熱交換器があるから
効率が良いんですね。
取説のイラストを参考に中和器を探します。
有った。
一番床底にあるポリタンクが中和器ですね。
ネジを外して中和器を本体から取り外します。
狭い場所に入れてあり取付の構造がわからないので
取り外しには結構苦労しました。
(構造がわかって慣れると簡単ですが・・・。)
そしてキャップを開けて中を見ると黒く石が汚れています。
この石が酸性水を中和する炭酸カルシウムですね。
水位センサーは2個ついており1個はマイクロスイッチ
を使ったセンサーで、もう1個はネジを電極として
利用した水位センサーでした。
この電極の水位センサーが満水を検知したようです。
とりあえず水を入れてジャブジャブすると
排水口から真っ黒い汚れた水が出てきました。
やはり根本的に洗おうと石をタンクから
全部出して綺麗に水で洗いました。
中和器を元に戻して蓋を閉めて修理完了!
うまく直ってお湯が出るかなあ・・・。
ドキドキしながらお湯を出してみます。
お!大丈夫です。
わ~い 蛇口から暖かいお湯が出ました。
\(^o^)/
しばらく使っていてもエラーコードは出ないので
修理完了としました。
良かった~。これでまたお風呂には入れる。
蛇口をひねると当たり前にお湯が出る有り難さを
ほんとに実感したizuyanでした。(^^)
by.izuyan
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://izuyan.asablo.jp/blog/2018/04/29/8835625/tb
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。