2018年収穫の秋とエギング2018年10月14日 05時19分

気温も涼しくなり過ごしやすい季節になりました。

そして今年も収穫の秋がやってきました。

お米は綺麗に黄金色に実りizuyanちでも先週

稲刈りをしました。




山にはクリも・・。




お米はバインダー(コンバインではありません^^;)で

お米を刈って縛っていきます。




そしたら・・・・。

地面になんかゴソゴソ動いているものがいます。

あれ?なんだこれ ネズミかな?




なんとまるまると太ったモグラでした。

土の中にいると思われるので?

実際に目の前でモグラをみるのは

初めてです。^^;

モグラって目がないんだよなあ・・・。(←ちいさいけどあります。)




そしてお米を刈ったあとは集めて稲木にかけて

しばらく乾燥します。

最近はどこもコンバインで刈り機械で

乾燥させるので、このような稲木の風景は

は見ることが少なくなりました。




そして稲刈りも終わり次の週は待ちに待った

エギングに出撃しました。

朝早く起きて南に向かいます。




釣具のフレンドの情報では愛南の方では

ぼちぼち釣れているようです。




まずはいつも行ってる近くのポイントに行ってみます。

朝日が上ってきました。




とりあえず一杯釣れて一安心。

夏の豪雨の影響か海水が

濁っているような気がします。




2杯めGET!






いつも秋に行くポイントの途中は、すごいがけ崩れ。

夏の西日本豪雨の激しさがよくわかります。




しかしいつもチビイカが釣れる鉄板ポイントで

あたりが無く、もう少し南に移動することにしました。

途中で派手な幟を発見!

いつもは目立ちにくい看板だったのですが

今年は気合が入っています。^^;




ポイントについてエギング開始!




場所を変えながら移動して少しずつちびイカを

釣っていきます。




エギングしていると途中でガツンと強力なアタリが・・。

なんとシーバスがエギに。

強力なアタリが来て超びっくりしたのですが

2回,3回ジャンプしてエラ洗いではずされて

痛恨のバラシ!

あ~。

強力な引きを楽しめたけどちょっと残念でした。



しかし今日はいい天気!

そんなに暑くも寒くも無く透き通った

空と海のブルーの海がとても綺麗です。

日頃の疲れを癒やされるなあ・・・。




海をよく見ると親指ほどの子イカが

泳いでいました。

ヤエンで釣るまで元気に育ってね。(*^^*)




最後に地磯でこの烏賊を釣って納竿しました。




感想としては例年に比べ群れが居ない感じです。

エギを投げてもあまり追ってきません。

今日の釣果です。↓




ところで夏の西日本豪雨災害で肱川がはん濫して

ほとんどの店が水に浸かり被害をうけました。




そして営業停止していた大洲のジャンプも

やっと10月11日に営業再開しました。




大洲はほとんどの店が復旧しましたが

まだ営業していない店もあります。

『 がんばろう大洲 』 がスローガンです。

みなさん大洲に買い物に行ってね。!

by.izuyan

DIY用 200V溶接機2018年10月17日 21時13分

この間の稲刈りの時、バインダーの調子が悪かった。

なぜだかエンジン部がグラグラします。

機械を止めてよく見るとなぜか車体が曲がっています。




なんでだろう?

稲刈り途中でしたが家に持って帰って

外装をバラして細部をよく見ると




本体とエンジンを固定する両側2本のシャフト根本に

クラックが入っています。




あちゃー

これではガタつくはずです。(´・ω・`)




厚みを測ってみると鉄の厚みは3mm

とりあえず応急処置として持っていた

ホビー用の小型溶接機で溶接してみました。




使って知ってる人は知ってると思いますが

1万円前後の安い100Vの交流溶接機は殆どの

機種が使い物になりません。

それはまず最初のアークを発生させることが非常に

難しいのです。

たとえ発生させられてもそれを持続させるのが難しい。

そしてアークが飛ばずに溶接棒がバチンと鉄に

くっついてしまい溶接機がブーンと唸ってしまうことも

しょっちゅうです。^^;




このオモチャのようなサンチョという溶接機を分解してみると

トランス1個とサーキットプロテクタ1個という

非常に簡単な回路でした。




あまり文句を言っても仕方ないので溶接箇所を

電気が通りアークが飛びやすいように

エアグラインダで削って溶接してみます。




とりあえず溶接してみましたが、やはりダメでした・・・。

パワー不足でスポット溶接みたいになっちゃった。




溶接したバインダーをしばらく使っていると

溶接部がまた外れて割れていました。(泣)

やはり100V溶接機はパワーが無いので

鉄の溶け込みが浅いようです。

その日はなんとか機械をだましだまし使って

なんとか稲刈りは終了です。

しかし次々に農業用の機械が壊れてきて嫌になるなあ・・・。

脱穀機の次はバインダーか?(;_;)

もちろん鉄工所で溶接してもらえれば修理は出来そう

だったのですがここは200Vの溶接機を買って

自分で修理してみることにしました。

理由は : 溶接が面白そうだったから。(*^^*)

本当は綺麗に溶接が出来そうな国産の半自動溶接機か

TIG溶接機が欲しかったのですがそんなに使うものではなく

やはりいい溶接機は高いので不本意ながら

中華製の安い溶接機をチョイス。

ポイントが溜まっていた楽天で発注すると

すぐに物(ブツ)が届きました。^^;↓






注文するとすぐに届きました。↓




箱の中を開けると組立式のペラペラの

オモチャみたいな溶接面が・・・

こんなんで、ほんとに大丈夫なのか

コストダウンとは言えこんなお面が付属では

とちょっと心配になってきました。?(;_;)




この溶接機、レビューがあまり無く買ってはみたものの

全く人柱状態です。




すぐに本体のネジを緩めて分解して

中を開けて見てみました。(*^^*)

取説には定期的に分解して掃除してくださいと記載が

ありますので分解はなんの問題もないでしょう。・・・。


中身はひょっとしたらサンチョみたいに

トランス1個じゃないだろうなあ・・?。

などと思いつつ(笑)、中を開けると結構密集した

ちゃんとしたプリント基板がありました。

さすがにIGBTインバータ搭載を謳っているだけのこと

はあります。




一瞬でも疑ったizuyanを許して下さい。^^;




このしっかりした基板なら性能も期待できそうです。




AC100VでもAC200Vでも使える(自動切替)ということですが

AC100V溶接機の非力さは嫌というほど知っています。

取説をみると

100V入力の場合 : 出力電流:20~60A

200V入力の場合 : 出力電流:20~140A

これだけパワー差があるのならやはり200Vで使いたい。

そこで倉庫の電灯分電盤をよく見ると・・。




お!予備のところに200Vのブレーカが増設できそうです。




さっそく分電盤の中を開けてよく見ると




主幹から漏電ブレーカに配線がありその後の

ブレーカはブスバー配線の100Vですが

そのブレーカに接続しているジャンパ線を変えること

で200Vに簡単に変更が出来ます。




家庭用の電源には普通、単相3線式で3本線で

電気が来ています。

3本の線のうち上の線と真ん中の中性線,

もしくは下の線と中性線でAC100V、

中性線以外の上の線と下の線でAC200Vが使えます。

早速アマゾンでAC200V化改造用の部品を頼んでみました。

この作業は簡単ですが電気工事士の資格がないと

法律上やってはいけませんのであしからず!^^;

(izuyanは第二種電気工事士の資格保持者です。)

この溶接機にはプラグが付いていませんので

200V用のプラグ(20A)を付けます。

ケーブルから出ているバラ線は圧着端子を使い

圧着工具でしっかりと圧接してプラグにビスにて

取り付けます。




溶接機は定格入力がAC200V 60Hzの場合、2.6kWなので

2600/200=13Aとなります。

なので器具は定格13A以上の電流を

流せるものでなくてはいけません。

購入した器具の定格はすべて20Aなので大丈夫です。

ブレーカも20Aトリップ値のものを買いました。




この配電盤のブレーカは協約型ブレーカと言われるもので

JISで規格が決まっているのでどこのメーカの

ブレーカでも接続できます。

ブレーカを追加してジャンパー端子を

100Vから200Vになるように変更します。




200Vのコンセントは接地端子付きですのでD種接地の

アース線が必要となります。

この分電盤から3芯のVVFケーブルにてコンセントまで

配線を行います。(2芯は電源で1芯はアース)

VVFケーブルは許容電流20A用だと

導体外形2mm2の太さの線を使用します。

わ~い、ブレーカの追加が出来た。!↓




さてブレーカ(200V)を入れてテスターで

電圧を調べます。

実測値は202.2Vなので電圧OKです! (*^^*)




新旧溶接機の比較です。

パネル面にある電流調整用のつまみは

大きめのものに交換しました。




さっそく溶接機を新設した200V用の

コンセントに差し込んで溶接準備完了!

これはちょっとワクワクしますネ・・・。

スイッチオン!

裏面にあるファンが回り始めます。




ところで使っている溶接面はコレです。

普段は明るく良く見えていてアークをセンサーで感じると

一瞬で暗くなる自動遮光面で目を保護します。

側面にあるVRで透過度を調整できます。

これを一度使うと両手も使えるし

もう普通の片手で持つ溶接面には戻れません。




バインダーは整備を兼ねてバラバラにします。




ところで稲刈りのとき分解してネジを締め込む時に

力を入れすぎてエンジン固定用のM8ボルトの

1個を折ってしまいました。

がーーん!

トルクレンチぐらい使えよな!っていう感じですが、

後の祭りです。




折れて埋め込みになっているボルトのセンターに

ドリルで穴を開けます。

折れるだけあって柔らかい材質みたいです。

簡単に開きます。




逆タップでは折れたボルトが取れなかったので諦めて

穴を広げて新しくタップでM8のネジを切ります。




さていよいよ溶接です。




まずはこの面を両側から溶接します。




おお!使える。

100Vの溶接機に比べてすごいパワーです。




チッピングハンマーとワイヤブラシでスパッタを

除去します。




出力電流は母材の板厚で溶接棒の太さを決め

溶接棒の太さで電流を決めます。




溶接は汚いですが鉄がしっかりと溶け込んで

ガッチリと溶接されています。

この太い軸の中に動力を伝えるプロペラシャフトが

入っています。




反対側もしかりと溶接!




汚い溶接なのでもっと練習しないといけないなあ。

やはり200V溶接機のパワーはDIY用途とはいえすごかった。

溶接はおもしろい。

次は何を溶接しようかな?


------ 追記 -------

2mmΦの溶接棒で溶接した箇所を念の為

もう一度2.6mmΦの溶接棒で再溶接しました。

アーク電流は100A設定です。

そのあと錆止め用の塗装をしました。

前に使った脱穀機の補修塗料の残りです。




前回軟鉄ボルトを締めすぎて折ってしまったので

エンジンの固定ボルトはSUSに変更しました。




反対側のフレームも塗装します。




イセキの農機具の補修塗装は

青とベージュと黒色の3種類があれば大丈夫です。

同じメーカで農機具を揃えると

塗料の使いまわしが出来ます。^^;




エンジン近辺は黒色塗装です。

サビもあるので塗装をし直すと、レストアしたようで

とても綺麗になります。

もう最初の画像のようにエンジンは

曲がっていません。




掃除して可動部に注油して倉庫でまた

来年まで保管で眠りにはいります。

この機械、年に2日だけ使います。(*^^*)

親父が買ったこのバインダー、

平成3年に買ったとマジックで本体に書いて

有ったので今年で26年使うことになるのか。^^;




まだまだ使うのでいつまでも壊れすに

頑張ってね!^^;

by.izuyan