軽トラ改造計画その142018年12月24日 19時47分

軽トラ改造計画その14です。

今回はスバル・サンバーに設置する

3連メータを製作します。

以前に乗っていたディーゼル車には

オルタネータ故障後にバッテリーへの充放電を

監視する為、電流計を自作でつけていました。↓




これがその残骸です。↓ ^^;

センターメータで±100Aの電流計です。

メータは特注で作ったもので廃車の時に勿体無いので

はずして取っておきました。

あれからもう10年前になるのか・・・。(笑)




裏側です。

この電流計を愛車のサンバー軽トラに

つけてみることにしました。




まずは電流を測るセンサーをバッテリ近くに

設置します。

電流センサーといっても最新の非接触式のものでは無く、

単なる分流器です。

分流器は通常 『シャント』 なんて呼ばれます。

さて配線をするためには車の下に潜り込む必要があり

タイヤの下にトラクター用の丈夫な歩み板を置いて

その上に乗ってクリアランスを設けます。




これが分流器(シャント)です。↓

この方法は数Ω以下のシャント抵抗両端の

電圧を測る方法で電流に比例した電圧(mv)を検出して

メータで測定する方法です。




この分流器をバッテリ近くに取り付けます。




防水の為、自己融着テープを巻いて

バッテリボックスの上部に取り付けました。

太い黒い線がバッテリへ,黄色い線が電流計への

配線となります。




配線は絶縁用のコルゲートチューブに入れて

軽トラ下部を這わせ運転席に立ち上げていきます。




下記の写真は荷台下から運転席後ろの下にある

ゴムの通先口を撮った写真です。




ゴムを通してシャントからの配線を運転席側に引き込みます。




さて三連メータというからには

あと2つのメータが必要ですが

何のメータにしようかな・・・?

悩んだ結果、車内の温度をはかる温度計と

電圧計としました。

電圧計はアナログとデジタルはすでに設置しているので

簡易型の電圧計とすることにしました。

これがアマゾンで買った温度計です。

もともとはパソコン用みたいですがバックライトも

ついていてとても液晶が綺麗です。




電圧計ですが本当は電流計と同じ型式が

並べてもカッコいいのですが結構高いので

手持ちのラジケータを使ってみました。

ラジケータは昔、ラジカセとかラジオについており

盛んに用いられましたが最近はアナログメータは

あまり見ることが少ないですね。

残念ながら今では貴重な部品となってしまいました。




その中でこの大きめのラジケータをチョイス!



さっそく分解しました。



3連メータは1DINのオーディオ下のスペースに

設置することにしました。

CADでメータを配置してみます。




原寸でプリントして置いてみます。

お!

なんかいい感じです。

( ̄ー ̄)ニヤリ




メータパネルは柔らかい1mmのアルミ板を

加工して作ります。

穴開け図をプリントしてそのままアルミ板に

貼り付けてから穴開け加工をします。




メータの穴開けは38Φの丸穴です。

ボール盤でホールソーを使って丸穴を開けました。




その他の穴はドリルとハンドニブラ,ヤスリを

使って加工を行います。

アルミは柔らかいので簡単に穴が開きます。

下地処理にプライマーを吹き付けます。




その後につや消しブラックのスプレーを

吹き付けますがアルミが柔らかく凸凹しているので

塗装の出来は今ひとつ。まあいいや・・。




ラジケータはバックライトを白色LEDで

つけることにしました。






真っすぐのこの位置だとパネルが光らないので

LEDの角度を買えたほうが良さそうです。

メータの目盛りも自作します。

間違えてA4いっぱいで印刷してしまいました。

黒インクの使いすぎだな(泣)




隣の電流計が白地に黒指針なので

電流計も合わせて同じように変更します。




白い指針の針はマジックで黒く塗りました。

電圧計の目盛りは12V以上を赤にしました。

これだと校正が簡単です。

ちなみにラジケータは電流計なので

電圧計として使う場合は直列に抵抗を

入れます。この抵抗を倍率器といいます。

興味がある人は調べてね・・・・。




ラジケータのメータ外枠も電流計に合わせて

黒く塗りました。




とりあえずアルミパネルにメータ類を組み込んで

電源をいれてバックライトを点灯してみます。

なお詳しくは書きませんがLEDには

電流制限用の抵抗を入れています。

今回電流計だけが麦球なのでオレンジ色の

バックライトとなります。

オレンジ色はノスタルジックでいいのですが

やはり今回の仕様には合いません。




やはりここはクールな白色のバックライトで

決まりです。

電流計を分解して麦球をLEDに交換します。




ネジを2箇所外して文字盤を取ります。




ボンドで線を貼り付けてある

麦球を慎重に取り外します。




麦球とLEDはほぼ同じ大きさなので

なんとか収まりそうです。




こんなもんでいいかな?




慎重に元に戻してバックライトを付けてみます。

お!

クールだぜ!




バックライトをつけても違和感が

なくなりました。

\(^o^)/




裏側の配線です。

ちょっとごちゃごちゃしていますが

まあいいでしょう。




せっかくなんでシールを貼ってドレスアップ?

します。

電圧12Vで12Vの目盛りにピッタリに合うように

校正しています。




さていよいよ製作した3連メータを

車のオーディオスペースに組み込んでいきます。




メータパネルと本体は取り外しが簡単に

できるようにギボシ端子とコネクタで

接続としました。




配線をしたあとはパコンとパネルを入れて完成です。

温度計のセンサーは車内と社外でどちらを計測するか

悩みましたがと取り合えす今回は車内温度を

モニターしてみます。




なんかメータだらけで格好いいです。

アナログメータ大好きなんで・・・。




スバル・サンバートラックの

全体コックピット撮った写真です。

以前から比べるとだいぶマニアックで

かっこよくなりました。

(なった気がします。)




夜にバックライトを点灯した写真です。

ホワイトLEDが綺麗です・・・。




ぶっちゃけ電流計ですが普段は動きません。

ゼロを指しているのが正常ですから・・。

エンジンをかけてセルを回すと大きく

放電(マイナス)側に振れますがその後充電側(プラス)に

しばらく振れた後充電完了でゼロで止まります。

つまり走行時は発電機からの電力で十分まかなえるので

バッテリからの電力は使用しません。

夜でもステレオをかけてエンジンを切ってバッテリを

放電させてもLEDライトに交換したのであまり

電気を使いません。

エンジン止まっても放電電流は10A以下です。

目盛りは100Aまであるんですけどね・・。

ははは・・・。^^;



エンジン始動時の動画です。↓




今回は3連メータを作ってみたけどこの

工作は面白かったなあ・・・。

しかし我ながら一体メータ何個付けたら

気が済むんだ!って言う感じ。(笑)




次回の改造に続く・・・。

そろそろネタ切れかな?

・・・なんとかその20までは頑張りたいな・・。


by.izuyan

コメント

_ yama ― 2018年12月28日 06時36分

izuyanロゴ入り電圧計!

ナイスです。

さっき「izuyanブログ」で、検索してみたら?

izuyanブログ2?
http://izuyan.blogspot.com/

なるほど、納得しました

昔から車イジリが、好きだったのだなあ!

こうなったら、昔のアマゴ釣りの顔写真入りの

ブログも公開して下さい!!!

_ izuyan ― 2018年12月29日 09時39分

yamaさん おはようです。

寒いですね・・。

昨日は昼ころから雪がちらついていました。

しかしこれまた10年前に作った古いブログ記事を

探し出してきましたね・・。(笑)

車いじりは楽しいですがいくらイジっても

そのうちいつかはお別れしないといけないところが

寂しいところです。

でもこの軽トラが廃車になったらまた部品を

取り外して次の車に移設しようっと。・・・。(笑)

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