水温計の修理と保護キャップ2023年02月22日 05時34分

この間ヤエンに行って海水温を測ろうとしたら

GEXの水温計が表示しないことに気が付きました。

あれ?おかしいいな。

電池を入れっぱなしにしてたのがまずかったのかな?と思い

新しい電池に交換しても何も表示しません。




この温度計すでに2個目ですが前のやつも壊れまた。(*_*)

家にかえってからじっくり観察すると内部に錆が見えます。




捨てるのがもったいないので分解修理してみることに

しました。

防水仕様なんでネジなんてありません。

アクリルカッターで周りをガリガリ切っていきます。




全周に切れ目を入れたら最後は無理やりドライバーを

突っ込んでひねります。




バキ!

パコンと開きました。




見たところ基板は大丈夫なようです。

LCDと基板の間にある電気を通す導電スポンジ?が

接触不良で表示されないと推測しました。




隠しネジがあるかな?と表面のシールを剥がしてみましたが

さすがに有りませんでした。




ネジの錆がプラスチックについていますね。




電子パーツクリーナで洗浄します。




とりあえず洗浄あると表示はするようになったので

強力な接着剤を塗って裏蓋をくっつけます。




一日ぐらいクランプで固定すれば修理完了です、

接着剤がはみ出て見た目はめっちゃ汚いです。笑




さて精度ですが一般的な棒温度計と比較してみました。

あれ?少し(2℃,3℃)高めに表示されてるなあ・・・。




どっちがより正確なんだろ?

ちょっと気になったので次は部屋の壁につけてる

デジタル温度計との測定値と比較します。

やっぱり水温計の方が少し高め。




水温計とデジタル温度計の差は2.3℃で

水温計の方が約2.3℃高く表示されます。

誤差がちょっと気になるのでまた別な温度計(テスターの温度計レンジ)

とデジタル温度計を更に比較します。(もう多数決やな。)




テスターの温度計と壁のデジタル温度計で同じ場所を測ってみると

温度差は0.1℃ぐらいでほぼ同じです。

見てるとたまに同じ温度表示にもなります。

もっともテスターも校正していないので参考値ですけど。



最後に水中に沈めて防水試験です。




防水試験は大丈夫でした。

次回壊れたらさすがにゴミかな。

さて水中での測定温度は

水温計:16.6℃

テスター:14.2℃

差は2.4℃で水温計の方がやはり約2.4℃高く表示されるようです。

このことから実際の現場でこの水温計で測る海水温は実際の温度より

マイナス2℃ぐらい低いと考えておけばよさそうです。

----------------------------------------------------

次は

【ギャフ(玉ノ柄)のエンドキャップのカバーについて】

ギャフのエンドカバーがゆるくなりしばらくはテープなどを

巻いていたんですがギャフを洗った場合は水が溜まるので

水抜きに尻栓を外す必要があります。

都度テーピングするのがちょっと面倒。

キャップはポテ☆さんからあるヨーグルトの蓋がピッタリだと

以前教えてくれたので愛用しています。(愛飲ではない。^^;)




蓋の周りは傷だらけで今までしっかりと

ギャフのエンドキャップを保護していてくれたことが判ります。

これをつけないと最悪キャップが穴が空いたり

変形したり取れなくなることがあります。

案外ギャフって底を地面につけるんです。




ちょっとガバガバのゆるゆるなんで取れないように

固定しちゃいました。(*^^*)




これがエンドキャップを構成している部品です。


青いのはヨーグルトの蓋です。↓



一緒にΦ3.2のドリルでセンターに穴を明けます。




ここに3mmのネジを入れて固定して完成です。




ネジが取れないようにダブルナットにしておくか

ネジロックを塗っておくのがいいですね。




完成です。




このあとポテ☆さんからのアドバイスで

熱収縮チューブでオシャレしました。




保護キャップの保護もこれで完璧です。(^^)




これでギャフ(玉の柄)尻栓の保護キャップ、いい感じになりました。

by.izuyan


コメント

_ ポテ☆ ― 2023年02月24日 17時22分

まいどです!

基盤がどうこうという話にはついて行けませんが、キャップのことならなんとかついて行けます♪

何代か前の玉の柄のキャップが削られてゴムが落ちた事が実際にありましたので、スーパーで見つけた時は、これだ♪とうれしかったです!!

_ 只今12000㎞ ― 2023年02月24日 22時25分

お毎度さんでございまんにゃわ。

2℃も違うとは温度計は案外アバウトなんだなぁ。
新しいの買えば、正確なのかな?

_ izuyan ― 2023年02月25日 07時19分

ポテ☆さんおはようです。

確かキャップは明治ブルガリアヨーグルトの蓋でしたよね。(^^)

なかなか有りそうで無いサイズ。

見つけたのはさすがです。

あ!皆さんよく間違えるんですけど

基盤→基板です。^^;

_ izuyan ― 2023年02月25日 07時32分

只今12000㎞さんおはようです。

まさか高度12000mで空の上の人とか?。

ま、それはないな。多分車の走行距離でしょ(アタリ?)

±1℃ぐらいの誤差なら許せるけど±2℃以上も誤差があると

温度計(水温計)と名乗って欲しくないですよね。

この商品の説明をみたら精度は±1℃になっていました。

なので経年変化なのかもしれませんね。

まあ海水の温度をちょっとしりたいだけなんでなんで

だいたい数字が合ってればOKとします。(^o^)

_ M ― 2023年02月26日 21時14分

izuyanさん

こんばんは。

私も同じGEXの水温計を使っています。
当然防水仕様であるはずなのに、錆るんですね。
私のはまだ使えてますが、直に同様の症状で壊れるかも。

表示の誤差が高い方に2℃も違うと、移動するか否かの判断材料としては使い辛いです。
正確値と表示値が二次関数の関係だと尚更です。

そう言えば、お店で陳列されている目覚まし時計の温湿度表示値って、バラツキが大きいですよね。
他のと大きく違うものは、どうしても敬遠してしまいます。

_ izuyan ― 2023年02月27日 06時52分

Mさんおはようございます。

使わないときは水温計の電池を抜いたほうがいいですね。

izuyanは入れっぱなしにしてました。(*_*)

全体の防水はしっかりしているので湿気がはいるとすれば

電池蓋のところかな?。海水の濡れた手で電池の交換はよくないかも?

サーミスタ補正用の半固定抵抗器が無かったので調整は

諦めましたがチップ抵抗器が有ったのでそれを交換すれば

表示の調整ができたかもしれません?

センサの抵抗値が温度に対してリニアあればいいですが

普通はそうじゃないもんね。

デジタル温度計の誤差はだいたい±1℃なんで2個を比べると

最大で2℃の表示違いがありますから絶対ピッタリと同じには

ならないですよね。っていうかヤエン時に海水温度測るのに

そんな精度はいらないかと。

不安ならアジカンに3個ぐらい水温計入れますか。^^;

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
(スパム防止の為スパムフィルタを入れました。)

このブログの名称は?○○○○○ブログ

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://izuyan.asablo.jp/blog/2023/02/21/9564349/tb