軽トラ改造計画その82018年11月22日 23時57分

軽トラ改造計画その8(スピーカ編)です。

愛車の軽トラ・サンバーのオーディオはちゃちな

カーラジオしかついていなかったので軽トラ改造計画その1

でスズキワゴンRの純正デッキに変更していて

スピーカも安いPC用をダッシュボードに置いていました。


しかし今更カセットテープでも無いし

スピーカをドアにちゃんと内蔵して良い音で聞きたくなり

オーディオシステムのグレードアップを計画しました。^^;

まずはスピーカを買ってドアに埋め込みます。




調べたところサンバーのスピーカは最大12cmのものが

付けられるようになっているのですが

最近は12cmのスピーカが少なくなりました。

選択肢が少なく選んだのはALPAINの STG-G120Cです。




箱からだしてみるとズッシリと重く磁石も大きくて

結構いい音がしそうです。(*^^*)




ドアに見栄え良くスピーカをつけたかったので

純正のスピーカ取付部品やスピーカのカバーなどを

型番を調べて手配しました。

(ネット記事を参考にしましたが本当に有り難いですね。)




さてドアの内張りを外して構造を観察します。

スピーカを取り付ける為、防水用のビニールを外します。

ビニールは黒いブチルゴムで貼り付けられており

このブチルゴムは非常に粘着性がありきれいに

取るのはかなり時間がかかります。

手にベトベトとくっつくので作業に手袋は必需品です。




ドアのスピーカの取付け位置にはあらかじめ

スピーカを取付られるように穴が開いています。




スピーカは3箇所で固定するようになっていますが

四角い穴があるだけです。

このままでは取付けられないので

純正のスクリューグロメットを使います。




これを四角い穴に入れることによりタッピングビスで

固定ができるようになります。




問題はこの穴の位置関係の図面です。

ネットを探し回ったあげく、それらしき図面を

アルパインのホームページから

なんとか見つけました。(*^^*)




純正のスピーカはこのようなブラッケットに

一旦取り付けてドアに固定するそうです。↓

しかし純正以外のスピーカは磁石部が大きくそのままでは

入らないという情報と音質アップの効果を考えて

今回の改造では木製のバッフル板を作って

スピーカを固定することにしました。




今回使うスピーカの外形図です。

付属のミツビシ用のスペーサは使いません。




バッフル板の外形図は無償のCAD(DraftSite)使って

作成しました。

先程のドアの穴あけ加工図と純正ブラッケットの

形状を参考に作ります。




これを原寸でプリントしてバッフル板の

大きさが実際のスピーカやドアの穴開けと

合ってることを確認します。




また紙をドアのスピーカに取付位置に

貼り付けてみて問題ないことを確認します。

おお!さすがCAD。ぴったりです。




さてこのバッフル板ですが最初はもちろん

自分で作ろうと思ったのですが

大きく綺麗な丸穴を開ける木工工作が

急に面倒くさくなって同級生のT君(大工さん)に

アウトソーシングをすることを思いつきました。

( ̄ー ̄)ニヤリ

メールで依頼したあとに会ってスピーカを見せながら

”T君は腕がいい大工さんでしょ?お願い!

仕事の合間に軽く作ってえ~!

ついでに塗装もネ・・・。

izuyanのお願い!^^; ”

とプライドをくすぐりながら?依頼しました。




一週間後に”出来たよん!”と

写真と一緒に連絡がありました。




お!さすがプロ!とても綺麗にできてます。!!

ありがとうございます!!

バッフル板に穴開けは頼んでいなかったので

自分で開けます。

穴位置に目印でポンチを打って




白いマジックで印を付けます。




あとはボール盤で穴をあけてバッフル板の

出来上がりです。




仮にスピーカをつけてドアに取り付けてみると

予定通りばっちりです。




車内からドアまでの配線はヘッドライト右上の

ゴムブッシングに切り込みを入れて通線します。




ウインカーバネルを外して配線します。




スピーカケーブルはコネクタを使わずに

ハンダで直結しました。




左側のドアも同じように配線を通します。

ライトの左側にゴムの通先口があるので

一旦外します。




ゴムに切れ目を入れてスピーカコードを通します。




それをドア側に入れます。




出てきた!




周りをスポンジで音漏れしないようにし

バッフル板を付けます。




出来た!

左右対称なので左側ももちろんぴったりです。




さて次は定番のデッドニングです。

本来ならば製振材を入れて振動を抑える処理をして

真面目にしないと良い音が出ないのですが

予算の関係で妥協して今回は貧乏デットニングです。

サービス・ホールの穴を埋めるだけですが多少の

効果はあると思いたい!

材料は百均で・・・。




スピーカの裏側の壁には防音材用のスポンジを

貼りました。




大きい穴には上記のフローリング用のマットを

ハサミで切って塞ぎました。

探すともっといい材料があったかも・・。




この上からスポンジなどで塞いで

百均のアルミテープを貼っていきます。




片方扉で惜しげもなく?テープ一巻きを使いました。




とりあえずこんなもんでいいかな・・。

穴という穴は全部塞ぎましたが

ペラペラなんで製振効果はあまりなさそうです。(;_;)




次はドアカバーの加工にはいります。

化粧パネルであるドアカバーは

ペラペラのMDFの素材のようです。




ドアパネルには予めスピーカ用の切れ込みが

入っているのでそれに合わせてカットします。




ゴリゴリ

でけた!!




内装のナイロンを処理して穴加工は完成。




この穴に純正のスピーカカバーをねじで止めます。




裏側からビス4本で固定。




裏側はアレですが表面から見ると綺麗です。


\(^o^)/




さっそくドアにはめ込みます。




さすが純正カバー。

当たり前ですがピッタリです。




左側も同様に加工してスピーカの取付は完成。




次はカーオーディオ本体編です。

by.izuyan