竹箒(ぼうき)の製作2019年12月22日 17時27分

今年もあと少しになりました。

週末正月を目前に庭木の剪定をしていました。

剪定をすると切った大量の葉が庭に落ちます、

で、葉を集めるには?

そう・・・・。

掃除には竹箒(ぼうき)が必需品ですね。^^;




ところが家にある竹箒を見ると

あちゃ!

穂先が短くなっていてが先端がほとんど無い。

まあこれはこれでコシが有って枯れ葉を集めるには

具合がいいんですけど・・・。

そこでひらめきました。

この間伐採した竹の枝で竹箒を作ってみようと。




さっそく山に行って椎茸用のクヌギの木を切る時に

ジャマで切り倒した竹から枝を切ってほうきの

材料を集めます。

いくらでもある竹はタダだもんね。(*^_^*)




そうして作業しているとすぐ近くに蜂の巣が

あることに気が付きました。

でかい!

これはスズメバチの巣では?

同じようなものが母の家の玄関に飾ってあるので

すぐやばいやつだとわかりました。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル




でも幸いなことに今は冬なので蜂はいないようで

もぬけの殻でした。

ホッ!

よく作業で通る場所なのでもし夏にスズメ蜂に

遭遇したらやばいところでした。

とりあえず珍しいので切り取って家に持って帰ります。

とてもきれいなマーブル模様です。




持って帰る前に軽トラと比較。

結構でかいでしょ!




さっそく家に帰って母のところの玄関に・・・。

母は昔農作業中にこの巣のスズメバチに

追いかけられたそうで

とても怖い目にあったらしく後で取って

記念に飾っているそうです。

もうボロボロ(右側)になっていたので

これに変えたら?と

新しいのをあげました。(*^^*)




さて次の日、山の倉庫に行って竹箒の製作開始です。

別な竹箒も有ったので2本製作することにしました。

柄の部分は使えるので今回は流用します。




古い竹箒を針金を切って分解します。

ストッパー用のクサビが抜けていたので

補修します。




新しい竹にはまだ葉っぱが付いていたので

手袋をした手で擦って落とします。

これが結構面倒です。

ひたすら長さを切って揃えます。

竹箒2本製作で何本いるかなあ?




あとは竹の芯に竹の枝を巻いて

針金でしばっていくという簡単な作業です。

竹は丈夫にするため2段に重ねました。




お!なんかいい感じになってきたぞ!




枯れた竹の葉がかなり落ちるのでこんな作業を自宅

でやっていたら掃除するためのほうきが必要ですね。^^;




1本目は試行錯誤しながら出来ました。

先が長いので切って切りそろえます。

試しに掃いてみます。

お!コシがあっていい感じです。




そして同じように2本目も。

izuyan手作りの最高級?自作竹箒の完成です。

竹は山にいくらでもあるので暇な時に作って

ネットで売れば良いアルバイトになりそうです。^^;

一本3000円ぐらいで売れたらひともうけできるかも?

そんな妄想が脳裏をよぎります。

ははは・・。




その後、ホームセンターで竹ぼうきが

いったいくらくらいで売っているのか

実売価格を調査しに行きました。

どれどれ、

ここで売ってる一番高いやつは税込み987円。




そして一番安いやつは




税込み250円。

なんと驚きの超低価格!

え?うそやろ!

作る手間ひま考えたらこんな価格設定は絶対ありえない!(*_*)

ネットで調べたところ日本の職人が作る

国産竹の最高級竹箒の値段は最高7000円ぐらい・・・。

でもだいたい平均価格は1本数百円台の激安商品。

こりゃあだめだ!(;_;)

竹ぼうきを作って一儲けしようという甘い夢は

夢の彼方に一瞬で消えたのでした。

ははは。・・・・ くそ~。(涙)

by.izuyan

おまけ!