充電式エアポンプの自作Ⅰ2025年11月06日 19時25分

自作のリチウムイオン電池のエアポンプが壊れたので

新しいエアポンプを作ろうと部品を集めていました。

部品が集まったので製作に入ります。

リチウムイオン電池18650は前のポンプから流用します。




リチウムイオン電池の充電には手持ちの

TC4056リチウムイオン電池充電モジュールを使います。

アマゾンで数年前に数枚まとめて買ったものです。




モジュール仕様

 ・入力電圧:DC 5V

 ・充電終止電圧:4.2V±1%

 ・最大充電電流:1A

 ・過放電保護電圧:2.5V

 ・過電流保護電流:3A

 ・保護回路:過充電、放電、過電流保護

充電中は赤色LED点灯となり、充電完了する時に、

青色LED点灯に切り替わり充電状態がわかりやすいです。




配置検討が終わったので防水ケースの加工から

始めます。

前と同じタカチ電気工業のケースを使いましたが

ホームページからDXFデータをダウンロード出来るので

助かります。




CADデータから1:1縮尺でプリントアウトしてケースに

貼付け穴を開けていきます。




次にバッテリ容量計の穴を開けるための紙を

正面パネルに貼ります。




こんな位置でいいかな?




まずは正面ケースの加工です。

ケースはプラスチックなので簡単に開きます。




丁寧にヤスリで少しずつ削ってピッタリの穴を

開けます。




裏側はこんな感じです。




このままでは防水性が悪いので

プラリペアというプラスチックの溶着補修材で

ケースとLEDのケースをくっつけます。

プラスチックどおしが化学結合して隙間がなくなります。




次は上部のシーソースイッチ部分です。

丸い穴をドリルで連続で開けて




ニッパで切り取り四角い穴に加工します。




プラスチックの大きいバリはルータで削りました。




あとはヤスリで綺麗に仕上げます。




実際にスイッチを入れてみて角穴の大きさを調整します。




ポンプ本体と電池ボックスはAliExpressで

購入しました。

しかしこのサイトは安いですね。




izuyanが海外サイトを使う時の決済方法は PayPal (ペイパル)を使っています。

とても安全で今までトラブルなどは有りません。

ちなみに PayPay(ペイペイ)じゃないので御注意ください。^^;




ケース加工が一番大変です。

後は配線して組み上げていくだけです。




一番楽しい時間かも?




考えていたものが形になるのが面白いですね。




モーター制御の心臓部にはいつも使っている

DCモータドライバICのDRV8832を使います。

もう親指の爪よりも小さいICなので老眼にはきついです。

このままでは小さすぎて使いづらいので変換基板に

実装します。

老眼にはキツイ作業です。(涙)




昔2017年に冨士灯器のFP-2000改というエアポンプを

作った時が有ったんですが

これ↓



この時に作ったプリント基板が大量にありましたので

これを使います。

この時のエアポンプはどうなったんじゃい?とツッコミが

入りそうですがこのケースは防水性能が悪くてしばらく使っていたら

中に水が入って壊れてしまいました。




自分がKiCADで設計したオリジナルプリント基板なので

izuyanの文字をしっかりといれて有ります。(笑)




回路はデータシートを参考にしています。




組み上がった基板はこんな感じです。








中身の全体はこんな感じです。

使っているケース単体は屋外用の防水ケース(IP68)なので

ゴムパッキンでしっかりと水が入らないようになっていて

6ケ所もネジ止めするタイプのケースなので

防水性能は問題ないと思います。

メーカではIP68(水深1mで24時間水侵入がない防水性)で耐候性。

ただ今回の使い方ではエアの取込口と吐き出し口が有りますので

そこだけは注意です。

エアの吸入口には水が入らないプロテクティブベント(PMF-12FAS)を

使っていますが目詰まりがちょっと心配ですね。




次はベルトクリップを付けるためのサポートを

作ります。




固定用のネジは4mmの皿ネジで、

ベルトクリップの固定には3mmの低頭ネジを

使います。




ベルトクリップを止める穴は2.5mmの穴を開けて

タップを切りました。







防水部分とは別の位置に固定用の穴が空いていますので

内部の防水性に影響はあたえません。。




充電モジュールから充電中LEDと充電完了LEDの

配線を取り出して充電状態が判るように正面に

LEDを取り付けました。


充電中は赤のLEDが点灯します。↓



充電完了すると充電中の赤のLEDが消え

緑のLEDが点灯します。↓



ポンプを動作させるとバッテリ容量計が

点灯します。




このバッテリ容量計もAliExpressで買いましたが

まさか届くまではこんなに大きいとは

夢にも思いませんでした。(笑)

まあしゃあないので取り付けましたが。^^;




このDCモータはPWM(パルス幅制御駆動)

というパルス制御で駆動しています。

発振パルスのパルス幅を変えてモータの回転速度を

変える方式ですので無段階に回転数を変更できます。

DCモータの回転数を変えるにはモータに加える電圧を上げたり

下げたりするのがてっとり早いのですが電圧を下げると

回転力(トルク)も低下してきます。

このPWM制御は電圧(電流)をパルス状に与えることで回転を

制御します。

実際の波形を見てみましょう。

モータの両端のLOWモード波形です。HIGHモードの波形と

比べてON時間が長いです。

電圧はリチウム電池の3.96Vの電圧が掛かっていますが

常時では無く約44kHzのパルス状になっています。

ON時間は16.5μs




今度はスイッチをHIGH側に切換えた波形です。

ON時間が長くOFF時間が短いですね。

最高回転数に調整するとOFF時間が無くなります。




ところで実践で使えるエアポンプも

たくさんになりました。(笑)




ヤエンの季節が待ち遠しいな。

by.izuyan

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