こたつ ― 2018年12月01日 19時40分
最近めっきり寒くなりましたね。
ところでうちの母も80歳をゆうに超えていて
正座とか足腰に負担がかかる座り方は
出来なくなりました。
なのでだいぶ前から母の部屋では
椅子を使っています。
椅子に座ると、こたつに脚を入れるのは
脚のさきっちょだけなので
ファンヒータやエアコンで暖をとっています。
椅子を使うとテーブルが低いので
お茶とか置いても使いづらいです。
いろいろと調べたらこのような不便を解消する
こたつが出ていてそれは『ダイニングコタツ』とか
『こたつテーブル』とか呼ばれるようです。
↓
これってこたつの脚が長いだけなので
(毛布も長いけど。)
ちょっと工夫をして今のこたつを改造したら
この『こたつテーブル』を自作できそうです。
( ̄ー ̄)ニヤリ
さっそく今のこたつについてる
脚の構造を調べます。
変な形だなあ・・。
脚は四角形ではないのか・・・。
分解してみると脚はずれないように
ホゾを切ってありM8のボルト1本で
金具と止めてあります。
木は重くてかなり硬い材質のようです。
これに脚を継ぎ足して長くするのは構造上、
難しそうです。
母を椅子に座らせてどのくらい脚の高さを
上げれば快適か測ってみました。
とりあえずなんとかなりそうだったので
次の週ホームセンターの材木売り場に
行ってみました。
目的に合うような固くて幅のある材木が
どうしても見つからなかったので仕方なく
目的の大きさが有った2x8(ツーバイエイト)の
8ftのSPF材を買って帰りました。
本当はもう少し硬い材質の
木材にしたかったんだけど・・。
長い材料を運搬するのも
軽トラがあるから楽勝です。
さっそく家に帰って早速工作の開始です。
工作台の上に木材を置いて
さあ!やるぞ~!(*^^*)
買ってきた木材を4等分にすればちょうどいい
脚の長さになりました。
まずは実物の見本をみながら切り込みをどういれるか
考えます。
丸鋸を使ってホゾを切ります。
のこぎりだとこの作業はしんどいかな?
M8ボルト用の鬼目ナットを入れるために
ボール盤を使いM10の木工用ドリルで
下穴をあけます。
これが鬼目ナットです。↓
鬼目ナットとは家具の部材を接合するために
開発された木材のインサートネジです。
この鬼目ナットizuyanも使うのは初めてです。
なかなかよく考えられているなあ・・。
と感心しながら
六角レンチでグルグルとねじ込んでいきます。
板より中にネジこんで完成。
出来た~!
こんなもんでいいやろ!^^;
このままだと木材の幅が広くて本体の金具に
取りつかないので木材のカドをのこぎりで
落としていきます。
結構、適当ですが現物合わせで
まあどうにかなるでしょ。^^;
木工用のペーパ-サンダーを使い表面を綺麗にして
とりあえず1脚できた!
これを見本にして同じようにあと3脚作ります。
本来ならばここで綺麗に塗装する工程が入るのですが
はやく使いたかったのと、塗料の有害な成分が
無い方がいいかなと思ったのでとりあえず
今回は無塗装でいきます。
さっそく短い脚を取り外してつけていきます。
うまくピッタリと合いますように。!^^;
おお1脚目は!ピッタリです。
ちょっときつい足はディスクグラインダで
斜めのところを少し削って調整します。
4脚取り付けて完成です。
おお!
結構高くなりました。
ぐらつきも思ったほどありません。
母に座ってもらったら、この脚(あし)
ちょうどいい高さみたいです。\(^o^)/
これ以上高くするとこたつ布団が足らなくなります。
少しずつ作ったので構想から
完成まで約一ヶ月くらいかったけど
やっとできました。
母はテーブルの使い勝手が良くなったと
とても喜んでくれました。(*^^*)
少しは親孝行できたかな?
by.izuyan
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