梅雨入りかっぱヤエン ― 2021年05月16日 04時38分
☆ポテさんからブログコメントに
こんな書き込みがありました。
「ヤエン針も研ぐんやけん、是非ギャフも光らしてください!!」
わかりました。^^;
それなら教えてもらった方法で
イカ墨で汚れたギャフを綺麗にしてみましょう。
針先がイカ墨で汚れたカツイチのギャフ ↓
針を固定しているステンレス線のハンダ付け部分が
特にイカスミブラックで黒く汚れています。
まあ歴戦の勲章とも言えなくはないのですがここは一旦綺麗にして
また気持ちよく汚していきたいもんです。^^;
漂白剤のキッチンハイターに1日つけ置きし、
歯ブラシでブラッシングしました。
若干、取れない汚れはありますが概ねピカピカになりました。
綺麗だと気持ちいいですね。
☆ポテさんアドバイスありがとうございます!!。(*^^*)
ギャフが綺麗になるとまた真っ黒に汚したくなるのは
烏賊釣り師の哀しい性(さが)であります。^^;
天気予報をみるとずっと雨・・・・・。
ただ土曜日は昼ころまでなら曇りでなんとかやれそうです。
思い立ったら吉日。
仕事を終えた金曜日の夜、気がついたら高速を
南に向けて走っていました。(笑)
週末は雨なんだから人なんかいないだろうな?
と思っていたのが大間違い。
同じことを考えている人は多いらしく
目的の波止についたら人でいっぱい。
だって今は春のアオリイカシーズンだもんね。
仕方ないので別の場所に移動して朝まで車中泊。
朝早く起きてさっそくヤエンによるバトル開始です。
昔この波止は藻も多く結構釣れた記憶があるのですが
最近はいい思いをしたことがありません。
朝マズメも無く釣れる気がしなかったので残念ながら
この場所は諦めて別なポイントに移動することにしました。
次のポイントは、お一人様限定ポイント。
ここは先端に一人しか入れません。
なので蜜になる事が無いので安全・安心ポイントです。^^;
今日は雨が降るまでのショートヤエンの予定なので
竿を2本出して短期決戦で勝負します!!。
するとしばらくして左側の竿にアタリが・・・・。
ジージーといつ聞いても気持ちい音がします。
竿で聞いてみるとまあまあサイズです。
ここは絶対取りたい。
心臓がドキドキ!します。ほんとだよ。
全集中!!ヤエンの舞
体中のアドレナリンが分泌します。
このスリリングなやり取りがヤエン釣りの魅力なんですね。
何回やり取りしてもちょー~楽しい!!(*^^*)
ヤエンは鮎釣りと同じく魔性の釣りです。
人生をヤエンにハマって台無しにしたくない良い子の皆さんは
決してヤエンなんかやってはいけませんよ。(笑)
へへへ・・・・。
無事アオリイカの捕獲に成功!
この時期はちぎれ藻が流れてきて非常にヤエンが
やりにくいです。
持ってきたエクステンションアダプタをセットします。
腰を屈めないのでめっちゃ体に負担が少ないです。
ところで最近は跳ね上げ式ヤエンを使わないで
シンプルなヤエンを使う事が多いので
ヤエンストッパは必需品です。
ヤエンが烏賊に到達したあとは穂先をちょっと緩めて
針掛けしますがヤエンの後戻りは絶対避けたいです。
izuyanは自作のヤエンストッパを使っています。
名付けて『 izuyanストッパー 』。
ヤエンが絶対?後戻りしないし、コスパは最高です。
アタリがなく暇なのでサクっと刺さるように
針先をダイソールータでするどく研ぎます。
なまくら刀では鎧のように身が硬い?デカイカを
GETする事はかなり難しいでしょう。
その効果もあってか2杯目をサクッとGETする事に成功!
裏返して針の刺さりを確認します。
この自作ヤエンは針を5本付けてますが
なんと針5本全部がイカに刺さっています。^^;
その後はアタリがありません。
藻が時間帯によってはかなり流れてきて
ラインやアジに絡みつき非常にヤエンがやりにくいです。
今日はアジングの道具とアミ姫も持ってきたけど雨で
早めに切り上げたいので使うことはなさそうです。
そうしているうちに天気予報どおり雨が降ってきました。
雨の中、かっぱを着ます。
昔は雨でもヤエンをしたかったのでカッパヤエンを
よくやったなあ!なんて懐かしく思い出します。
最近、雨の日の釣りは避けていました。
やはり濡れるのは嫌だもんね。
アタリセンサーをセットして車に退避します。
カッパを着て車に退避するのでシートが濡れないように
車中泊用のアルミ蒸着シートを座席に敷きます。
鮎釣りでも使うのでちゃんとした
防水シートが欲しいなあ。(^^)
外は大雨。
車の中はエアコンかけているので快適!
一度だけアタリがありましたが根に潜られてラインが切れて
残念ながらGETできず。
昼飯のメインディッシュはおそば!
いちどくらい波止でステーキとか焼き肉焼いて
食べてみたいものです。^^;
このあとも雨は止む気配がありません。
スマホでニュースを見ると気象庁は四国地方で
1951年の観測開始以来、もっとも早い「梅雨入り」を
発表したそうです。
そういうことでシトシトと降る冷たい雨に心が折れて
今日の烏賊釣は終了とする事にしました。
今日の釣果です。ヤエンによるアオリイカ2杯。↓
スカリから出して計測タイムです。
大きい方を測ってみました。
1.615kg
残念ながら2キロはなかったけどキロアップ達成。
この厳しい戦いの中では十分な釣果ですネ。(*^^*)
そのあと竿を片付けようと
竿をあげてみると・・・。
あ!齧られている。
( ̄ー ̄)ニヤリ
まだアジが残っていたのですぐに投げ込みました。
するとしばらくしてアタリ有りました。
竿で聞いたらちびイカのようでしたが
慎重にヤエンを送り込みます。
ええい!合わせちゃえ。
ははは・・・(涙目)
残念ながら最後にメイクドラマは起こらず
今日のヤエンはこれで完全終了です。
雨の中、帰途につきました。
これから梅雨の時期に入ります。
デカイカは、ちぎれ藻が流れるこれからが期待大。
でも出撃するにはちょっと悩ましい時期ですね。(^^)
by.izuyan
izuyanストッパー ― 2021年05月17日 05時06分
ヤエン師達の間でいつも論争になる
ヤエンストッパーのいる?いらない?問題。
ヤエンストッパーの市販品は
カツイチしか有りません。(たぶん)
そしてカツイチと言えば3点支持のオカサンヤエンが有名です。
このヤエンでヤエンストッパーを使えばラインを緩めることにより
第一支点から跳ね上がってイカに掛かる仕組みです。
またヤエンがイカに近づいた時(触れた時)イカが嫌がって
強力な海水のジェット噴射をロート管から吐き出して
バックしますがその時にストッパーが無いと
その水流でヤエンを前に吹き飛ばすとも言われています。
izuyanはヤエンがイカに到達したらイカから離れて
ヤエンがバックするのが嫌なので2点支持のローラヤエンでも
ヤエンストッパーをつける派です。^^;
ただ下の写真のようなガイドにはカツイチのヤエンストッパーは
有効ですが例えば2点支持のローラヤエンなどでは
ヤエンストッパーが引っ掛かる場所が無いので
うまくストッパとしての機能をうまく発揮できない事があります。
ヤエンストッパーとしての機能↓
一度ヤエンに到達すると段差が効いてバックしません。
ところがローラタイプのヤエンでは
ヤエンストッパーがローラをスルリと抜けてイカに届き・・・。
ラインを緩めると自重で後退しますが、ヤエンストッパーが
ガイドを通り抜けて引っかからない事があります。
(テコの原理で跳ね上がらない)
ただ、ヤエンストッパーが通る第一支点のガイドの幅を
狭くしておけば横のステンガイドの段差でストップさせること
は可能です。
だけどうまく止まるか止まらないかは運次第です。
これではちょっと気持ちわるいので一度ヤエンが第一支点の
ガイドを通過すると絶対?ヤエンが絶対バックしない
自作のヤエンストッパーを使っています。
名付けて『 izuyanストッパー 』
材料は小さいウキ止めゴム。
そして0.3mmのステンレスバネ線
これはホームセンターで売っています。
これを適当な長さにニッパで切ってラジオペンチで鋭角に
折ったものを作っておきます。
ウキ止めゴムをラインに通してステンレス線を
指かラジオペンチで向きを間違えないように
挿入します。
これで izuyanストッパ の完成です。^^;
原理はもうお解りでしょう。
( ̄ー ̄)ニヤリ
このヤエンストッパは線の太さが0.3mmの超極細線
ということもあってしなやかに曲がりながらローラが有っても
簡単に第一支点のガイドを超え通過していきます。
ローラーが有るので第一支点を軽々と通過していきます。
そしてヤエンがヤエンストッパーの位置を超えました。
一度ヤエンストッパーを超えてイカに到達すると
こんなふうになったり↓
こんなふうになったりして
ヤエンがヤエンストッパーにガッチリと掛かり
ヤエンがバックしません。
ちなみにシマノ製の跳ね上げ式ヤエンはラインを緩めないので
ヤエンストッパーは不要と思いますが実験してみると
ローラのところでカツイチのヤエンスストッパーは
ゴムの厚みでローラーのところで止まります。
ただしうまく行けばローラーを通過することも出来るので
その場合、ストッパとしての機能は期待できそうです。
という訳で今回は izuyanストッパー の紹介でした。
ヤエンストッパーを付けるか付けないかはあなた次第です。^^;
おしまい・・。
by.izuyan
最近のコメント