燻製器(機器製作編)2018年10月20日 06時16分

9月の終わりに燻製器を作りました。

それは冷凍しておいたアユの長期保存のために

アユの燻製を作ろうと思ったからです。

燻製については素人なのでネットでいろいろ調べてみると

いや~・・・。色んな人が自作燻製器を作っています。

これはかなり面白そうです。^^;

今回は先人の知恵の参考に作ることにしました。

参考にしたサイト → CLUB SMOKE

その中でベニヤで燻製器を製作という記事に

目が止まりました。(*^^*)


これなら簡単に作れそうです。

素晴らしい記事をありがとうございます。

この記事にはコンパネベニア1枚から効率よく燻製箱を作る

寸法が載っていました。

これを利用しない手はありません。^^;




最初は自分で丸鋸を使って切り出そうかと思いましたが

真っ直ぐに切るのは難しいと思い直して

ホームセンターの加工場で切ってもらうことにしました。

店員さんにスマホの小さい画面を見せて^^; この寸法に

切ってくださいって。(無理を言ってすみませんでした。)

1カットは30円でした。




家に持って帰って早速組み立てます。

さすがに精度良く真っ直ぐに切れています。

切ってもらって良かった。




久しぶりの木工工作!

ワクワクします。




天井部は後でスリットを入れるため

ジグソーで切っていきました。



ビスを止める位置を鉛筆でげがいて

コンパネは割れやすいのでドリルで

下穴を開けていきます。




仮組みしたあとなんか扉の大きさが1mm小さくて

なぜかピッタリ合わないなと思っていたら

買ったベニヤの厚みが参考した図面の厚みと

0.5mm違っていました。

参考にした図面のベニアは11.5mm厚

買ったのは12mm厚

これでは正面の扉の幅が1mm足りません。

仕方なく幅を狭めるためカンナで上下の板幅を

少し削って調節しました。ははは。




久しぶりに丸鋸も使いました。

木工も楽しいですね。



組み立てにはスリムネジを使い

インパクトドライバでガンガン打ち込んでいきます。

この作業は気持ち良くスカッとしますね・・・。




出来た!!




天井部にはこの記事を参考に煙量を調節できる

スリットを入れました。↓


いいアイデアをありがとうございます。




箱が出来たので次は扉を作ります。

扉は2分割とします。

二分割の方が扉を開けたときに

煙が逃げなくて良さそうだったからです。




蝶番を使って扉を取り付けます。




反対側はバネ式のパッチン錠を

使いました。

中に網を止める木製のストッパを

設置します。




一度に7枚の網がおけます。

大量に燻製をつくるときは便利かな?

(そんなに一度に作らないと思うけど)




バーベQ用の網を3枚買ってきました。

幅30cmの網はダイソーには無く

ホームセンターで購入。

高いだけあって網も太くて作りは

やはりしっかりしています。




とりあえず

完成しました。




夢中になって製作し出来たときには

もう真っ暗な夜になっていました。




アマゾンでこんなものも購入していました。




燻製つくりには欠かせない温度計




スモーキングチップ受け皿




そして電熱器。

この電熱器アマゾンでなんと1030円です。

やっす!




これに最終的には自動温度調節器を

組み込む予定ですが

最初はスモークチップでは無く

とりあえずスモークウッドにて燻製を

作ってみることにしました。

次回に続く!

by.izuyan

燻製器(燻製作ってみた編)2018年10月21日 18時32分

アユの燻製を作ったのは

今から約一ヶ月前の事です。

やっと燻製器が出来たので冷凍していた

アユを解凍します。




冷凍していたアユはカチカチになっています。

よくこんなに釣ったもんだなあ ^^;






釣った中で大きいアユ ベストスリーをまな板の上に

並べてみました。(*^^*)




アユは内蔵を取って歯ブラシで綺麗にします。




開き方は背開きが標準みたいです。




開いたアユを並べます。




とりあえずこのまま一夜干しにします。




さてここでいよいよ自作燻製器の登場です!

(*´ω`*)




アユを網の上に適当に並べていきます。




はじめてのスモークウッドはヒッコリーを使ってみることに

しました。




切れ端を受け皿にのせてガスバーナで

火をつけます。




お!バーナーはやはり強力ですね。

みるみる火が付きました。




火が消えると煙がモクモクとウッドチップから

出てきました。




ウッドチップが燃え尽きてなくなった頃

恐る恐る扉を開けてみます。




クンクンと臭ってみるともちろん

煙臭い匂いがします。




綺麗な黄金色のアユの燻製ができました。




とりあえず一度には食べ切れないので冷蔵庫で

保管します。




燻製器も少し改良しました。

コンパネ1枚分のこの燻製器は重いです。(;_;)

なので取っ手を上部につけて持ち運びが

簡単にできるようにしました。




また移動に便利なように燻製器の下には

キャスターを付けました。

これで移動が楽になりました。




そして更に一ヶ月ぐらい過ぎ今度はエギングで釣った新子の

モイカの燻製を作ってみることにしました。




塩水に軽く付けて二日ほど外で一夜干しにしたあと

燻製してみます。

燻製器の中は一回使っただけなのに内部がいい色に

煙で焼けて?います。




網の上にモイカを並べます。




この間の残りのスモークウッドが有ったので

今回もヒッコリーで燻製です。




1ブロックをガスバーナで着火し・・・、




煙を充満するのを確認したあと扉を閉めて

燻製の開始です。




一ブロックが燃え尽きた頃、扉を開けてみます。

モイカもいい飴色になりました。




ゲゾも燻製にします。




燻製にしたあとオーブンで軽く炙って試食です。




皮付きも作ってみました。




モイカの燻製は大正解です。

スルメみたいにカチカチでなくとても

柔らかくてジューシーな食感です。

まるで市販の『イカくん』みたい。

ネットで調べたところアオリイカの沖漬けの燻製が

最高に美味しいようです。

今度はエギングでアオリイカを釣ったら

絶対沖漬けにしてから燻製を作ってみようと

思います。(*^^*)

最近のお気に入りビール↓




次はいよいよ自動温度調節、タイマー付きの

燻製器に改造をする予定ですがまだ構想中です。




また豚肉の燻製とかも作ってみたくなってきた。

なんでも燻製できるみたい。

そして味を決めるソミュール液についても

いろいろと勉強しなくては・・・。

知らないこと、試行錯誤しながらそして失敗しながらでも

調べて実際にやってみる!

これがホントに面白い。

by.izuyan