ピンオンリールの修理 ― 2022年02月02日 20時22分
2月に入って渓流も解禁になりました。
遅ればせながらそろそろ渓流の女王に会いに
渓流釣りに出陣したいもんです。
まだ標高が高い源流域には雪が有りそうですが・・。^^;
わくわくしながらアマゴ釣りの仕掛けを
作ったりいろいろと釣行の準備をしていると
釣り用ベストに付けてるピンオンリールが
壊れていることに気が付きました。
ラインを引っ張っても伸びたままで元に戻らないのです。
重たいプライヤーをずっと吊るしていたからかな?
ダメ元で修理にチャレンジです。
このピンオンリールは釣具屋さんで買ったもので
金属製で、裏側にネジが有ります。
このネジを外すと簡単に分解が出来ました。
中を見ると内側の回転するバネゼンマイを固定している
プラスチックが割れて欠けていました。
どう修理しようかと悩みましたが
新しい穴をドリルでTの字型に開けてバネの端を
固定する作戦でいきます。
あとはリールにワイヤーをグルグルと
巻きつけて修理完了ですが、
滑りを良くするためにグリスをスプレーして
おきました。
釣り道具入れを見ると同じ種類のピンオンリールが壊れたまま
入っていました。
これも同じように分解してみました。
こいつは回転する内部リールのプラスチック部分の
欠けが半端ないです。^^;
案外弱いな。
これも前出のピンオンと同じようにドリルで
バネ先端固定用の穴をT字型に開けます。
穴はこんな感じです。
穴を開けた後、カッタナイフで少し広げます。↓
ここにバネの先端を空回りしないように入れます。
(縦に入れてから90度回転させ抜けないようにします。)
あとはバネを巻いて行きます。
回転の滑りを良くする為同様にグリスを塗ります。
ネジを締めたら完成です。
しかし同じ所が壊れるんだからプラスチック材料の
強度不足のような気がします。
2個目も修理完了!!
ところでもう1個壊れたピンオンリールが有りました。
これは釣具屋さんでは無く100円ショップで
買った安いものです。
釣具屋さんで買ったものはケースが金属で
紐が細いステンレス製のワイヤーで丈夫そうでしたが
こいつはプラスチックのケースに丈夫な黒い紐です。(^^)
分解用のネジが無いので、ライターで炙ったカッターナイフの刃を
強引に継ぎ目に入れあとはマイナスドライバーで無理やり
こじ開けました。
パカっと割れました。
中身は同じようなものです。
故障の原因はなんと先端のバネが折れてます。^^;
修理jは先端を抜けないようにする為、
ダイヤモンドヤスリで削って成形します。
出来た!!
削ったところはストッパとしてうまく機能するようです。
やったね!
プラモデル用の接着剤が有ったので
これで接着しました。
出来た。
釣り用ベストに取り付けて渓流釣行の準備完了!!
修理できるものはとことん修理して使うのが
izuyanのモットーです。
だけど次壊れたらこのピンオンリールは
流石にもう交換かな・・・。^^;
by.izuyan
クローラ運搬車 燃料コック交換他 ― 2022年02月04日 20時05分
農作業で使っているクローラ運搬車の燃料漏れが
気になっていました。
燃料タンクにガソリンを満タン入れておいても
次に使う時には空っぽになっていてまた補充しなくては
なりません。
倉庫もガソリン臭く少し匂います。
使用頻度はそんなに多くないのでずっと放っておいたのですが
最近ガソリンも高いので^^; 修理してみることにしました。
エンジンは三菱製のGM131Lという汎用エンジンです。
どこからガソリンが漏れているのな?
じっくりと観察します。
燃料ホースや燃料コック付近が湿っています。
よく見ると燃料コックの下とカップの下からガソリンがポタポタと
少しずつ落ちてきています。
コック自体の劣化やキャブレター側のホースの劣化も怪しいです。
燃料側のホースは随分昔に自分で交換していますが
これは正式なガソリン用ではありません。
なのでもう長年使っているしアセンブリごと交換することに
しました。
エンジンの型式を入れてネットで調べると
純正では有りませんがすぐに交換部品が見つかりました。
Amazonで1430円
燃料コックは吸込み側と吐き出し側でサイズが違うので
燃料ホースは2種類の大きさが必要です。
2種類で合計1800円、燃料吐き出し側は15cmぐらい有れば
いいんだけど1mしかなので仕方有りません。
ポチッ!とな。
ポチるとすぐに届きました。
praime会員だと送料無料。
本当に便利でいい時代になったものです。
\(^o^)/
Amazon最強やなあ・・・。
燃料コック
燃料ホース
コックに2種類のホースを付けてみるとサイズもピッタリ。
機械いじり大好きなんで届いた次の日に
すぐに交換します。
部品交換だけなのですぐに出来ました。
ただ燃料側ホースのガソリンタンク側のホースクランプが小さすぎて
入らず元の少し大きいクランプを使いました。
交換後はすぐにエンジンをかけ始動を確認し、
次の日に燃料漏れが無いことを確認しました。
良かった。修理完了。
これでガソリン漏れも気にすること無く使えます。
もっとはやく修理しておけば良かったなあ・・。
ちょっと後悔。
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ところで修理といえばアオリワンのハンドルグリップの
滑り止めラバーも交換しました。
長年の酷使で2本のうち一本のラバーが破けています。
ちょっと前々から気になっていました。
手持ちが無かったので内径30mmの
滑り止め用のラバーグリップを買ってきました。
古いラバーは引っ張ると簡単に裂けます。
当時買ってすぐにラバーをしたので
ラバー下のハンドル部は綺麗です。
新しいラバーグリップをヒートガンで温め
収縮させます。
出来た!
上の古いラバーグリップは下の新しいものに比べて
ツルツルになっていることがわかります。
滑り止めの効果はもう無いかも。
しかしツルツルになるまでよく使ったもんだな。^^;
愛用のレッドレンザーも接触不良で
点いたり点かなかったりしていました。
分解して調べてみると細い線が断線しかけていることを
発見。
手持ちのコードに交換して修理します。
修理完了。
夜のヘッドライトの故障は命取りになるので
皆さんも気をつけてくださいね。
長年使ったら電気製品は壊れます。
修理じゃなく本当は新しいのを買うのが
吉なんですけど!^^;
by.izuyan
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