ちょっと工作。2021年02月28日 21時56分

最近工作ネタを書いて無かったので

ちょっと書きますね。


工作その1

長年の酷使により愛用の初代アオリワンの竿ガイドのゴムが

切れてしまいました。




型式を見ると UTC18 と本体に書いて有りましたが

もう廃品種のようです。




ネットで調べると代替品の型式はQTC18っぽいですが

今更新しいのを買うのもちょっと・・・。




安い(ここがポイントです)竿ベルトで固定するようにしました。

高いブランド品だと新しい竿ガイドが買えてしまいます。^^;

元々の穴にベルトを通して瞬間接着剤で固定します。

1本はすでに竿ベルトで固定していましたが今回

2本でおそろいの竿ベルト(ネオプレンゴム製)にしました。

元々のゴム穴を入れる出っ張りはヤスリで削りました。

元々のゴムベルトのほうが滑りませんがまあ使えるでしょう。




工作その2

今回のヤエンの旅でアジ死滅のリスク分散させるために

当初は写真のアジカン1アジカン2の2つに

分けて分散輸送を考えていました。

ただアジカン1は完全密閉出ないので

揺れると海水が車内に

こぼれてしまう危険があります。

それだけはまだ去年買った新車なんで絶対イヤだ!^^;




という訳で急遽出発前にアジカン1もアジカン2と同様に

ダイワのタックルトート65(J)を購入して完全防水

輸送としました。




ただこのタックルトートは材料がPVCなので

重いアジカンを入れたまま地面に置くと

石ころなどで簡単に傷がついてそこから

穴が開くので長い間使うには対策が必要です。

それで帰って来た後にアジカン2の対策と同様

底にベニヤ板で補強することにしました。




ベニヤ板を底板と同じ大きさに型を取って切ります。

そしてたっぷりと接着剤のシリコンシーラントを塗って

ベニヤ板と合わせます。




あとは重い漬物石や臼の切れ端などを適当に置いて

から一晩以上放置しておくと、ピッタリと接着します。




出来上がったあとはタックルトートの中にも

ベニヤ板を敷きます。

これでアジカン輸送は水漏れも無くバッチリですね。


【参考:過去のタックルトートに関する記事】

2021-3-2 追加







工作その3

ヤエンの針の手入れを怠っていると

刺さりが甘くなります。

今まではOWNERのフックシャープナーを

使っていましたがヤエン針のような集合針には

内側など研ぎにくい箇所がでます。




そこでダイソーで乾電池式のミニルータと

ダイヤモンド砥石を買ってきました。




このようにダイヤモンド砥石で研いで

使う予定です。




このダイソーのミニルータはスイッチのON/OFF操作を

裏面スイッチで行うので作業効率が非常に悪いです。




ちなみに乾電池は単4型を2本使います。




このルータ

壊れます!

軽いタッチで研磨・研削してください

と貼り付けてあるシールに書いています。




これにはちょっと笑ってしまいました。

確かに強く抑えてモータに負荷をかけると

すぐに止まってしまいます。

早速お約束の分解を自己責任で行います。

中の部品はモータ1個ぐらいです。


しかし600円(税抜)とはちょっと高すぎます。

ダイソーの実力ならこのミニルータを200円ぐらいで

作れると思うのはizuyanだけでしょうか?^^;





トルクを上げるにはモータを交換するのも面白いのですが

今回の使用目的を考えればミニ四駆のトルクチューンモータなどは

必要なさそうです。(^^)




これに指先でモータをON/OFFさせるスイッチを追加する

改造を行います。

スイッチは手持ちのタクトスイッチを使います。




スイッチの配線を通すため小さな穴を

ピンバイスドリルで2箇所開けます。




モータが邪魔でモータへの配線を通す隙間が無かったので

筐体のプラスチックをルータで少し削ります。

ルータをルータで削るという恐ろしい?光景です。^^;




力の弱い(回転数が遅い)ルータは

実際のところ彫刻などの硬いものには使い物になりません。

ただ今回のような軽い負荷で使う針研ぎのような

用途には使えそう。(^o^)




配線完了です。

新しく追加したタクトスイッチの定格開閉電流は

スペック表では50mAぐらいです。

実測したところモータ電流は100mAぐらい流れているので

本来ならば使用NGですがまあ単時間なら問題無い

だろうと割り切ります!^^;



モータ回路にタクトスイッチを割り込ませてエポキシ接着剤で

固定すれば完成です。↓




これで人指し指でモータのON/OFFができるので

使い勝手が良いです。




手入れの行き届いていない錆びたヤエンが

有ったのでこれで研いでみましょう。

わ これはひどいサビ。ステンレス針じゃないのか?




ミニルータのダイヤモンド砥石で

軽く削っていきます。




針の裏側からのサビ取りが超簡単になりました。


ほらヤエン針がピカピカでしょ。(*^^*)




もっと針先を尖らそうとするなら このような針専用の砥石で研ぐのが

一番良さそうです。
 
ただ研ぐと錆びやすくなるので注意が必要ですね。

保存には食用油でも塗っておくのがいいのかな?




以上

自作3点の報告でした。(^^)

by.izuyan

エクステンション・シャフトの再製作2020年03月30日 21時30分

前回の釣行でギャフとエクステンション・シャフトを海に奉納して

テンションダウン!

しかし延長ギャフ無しではいられない。

今回絶対抜けないエクステンション・シャフトの

製作を決意しました。^^;

カツイチのギャフを通販で入手。

結構価格は高いけどやはり使い慣れたこれ!




玉の柄パイプを釣具屋で入手。




延長部分はカーボン製の遠投杓の柄 750H

前回は長さが800mmだったけどどうしても入手出来ずに

750mm 

ぐらつくのが嫌なので調子は硬いH(ハード)




カーボン99%で自重は16gと超軽量です。




シャフトの道具は揃いました。

シャフトの元経が少し太くなったため半丸ヤスリで

貫通穴を広げます。

あまり大きくすると隙間が空いて

シャフトがぐらつくので要注意です。




どうしても手作業では偏るためボール盤に

紙やすりをつけて削ります。




シャフトに玉の柄パイプを固定するための

シャフトの先経にあわせてスペーサの丸穴を大きく開けます。




前回と同様にギャフを軽量化とすばやく玉の柄にセット

するためギャフのボルトの長さを短くカットします。




さてここから抜け止め防止加工です。

スペーサにシャフトを入れドリルで小さい穴を

カーボンシャフトごと貫通させます。




そこにステンレス線を入れます。

これが抜けどめ防止のストッパになります。




これを玉のいれて柄パイプに入れて

エポキシ2液混合タイプのエポキシ接着剤で

接着して内部に充填剤として流し込みます。




一晩経つとエポキシはカチカチに固まりました。

シャフトにはしまい時の抜け止め防止用に

チューブを切って入れておきました。




さてここから反対側(玉の柄側)の

抜け止め防止加工です。

前回のステンレス線を巻いてエポキシで固定すると

いう方法は失敗だったので今回は手持ちの

銅パイプをストッパとして使います。




適当な長さに金ノコで切ります。




シャフトに入れてみると純正のようにピッタリ。




こちら側も銅パイプごと位置をずらして

クロスに小さい穴を開けます。

そしてシャフトを入れて再度穴開け。

ステンレス線を入れて銅パイプの

直径ピッタリになるようにステンレス線をカット!。




シャフトには緩衝用のビニールパイプを入れました。




内部にエポキシ背着剤を充填しました。

これで絶対ストッパは抜けません。




これは完璧だわ!

自画自賛^^;




熱収縮チューブを入れて抜け防止部完成!




出来上がった全体のエクステンション・シャフトです。




ギャフを取り付けて愛用の

6mの玉の柄に入れてみます。




やっと完成です。

うーーーんやっぱりしっくり来るなあ。

抜けどめ防止対策が今回は完璧と思うので

3キロのイカを抜き上げるのに失敗して

海に奉納することは絶対無いと信じたい!^^;

ははは・・・。




【使い方】

玉の柄にエクステンション・シャフトをねじ込んで

セットします。




セッテング完了!

このまま入れておいてもいいけど

短いほうが扱いやすい場合もあります。




このような地磯のような低い地形では

長いギャフは逆に使いにくいので

長い玉の柄は必要ありませんが

高い波止では6m+この延長シャフトが

izuyanには軽くて使いやすいです。

しかし道具ってホント大事だよなあ・・・。。^^;

by.izuyan