自作エアポンプの修理 ― 2025年11月04日 19時32分
長年使っていた自作の充電式エアポンプに水が入って
動かなくなった。
2017年製作当時の写真↓
長年メインのエアポンプとして使ってきたので愛着が
あったので直してみることにします。
調べてみるとリチウムイオン電池の充放電回路の基板が
壊れていることが判明。
しかしバスボンドで水が入らないようにコーキングしているので
汚いですね。(笑)
手持ちのモバイルバッテリ用の充放電制御基板が
有ったのでこれを使います。
新しい基板に交換します。
バッテリは18650x4本を今まで使っていたのですが
手持ちに未使用の空調服用のリチウムイオンバッテリが
有ったのでこれを今回使ってみます。
このバッテリボックスには3本入っていましたが分解して
このうちの2本を使います。
(いつも言っていますが良い子のみなさんは決して
真似をしないように!!
リチウムイオン電池はショートなどすれば
爆発の危険が有ります。)
スペックは 3.7V 8000mA 29.6Wh と記載が有ります。
今回はこれを2個使うので16000mAh の大容量ですね。
今までの18650電池の容量だと1個通常だいたい2500mAhぐらいです。
4個使っていたので10000mAhぐらいでした。
斜めにしてなんとかケースに収まりました。
上部のスイッチの防水カバーが曇っているので
これは交換することにしました。
まあ8年も使っていれば仕方ないですよね。
カバーが曇っていてわからなかったんですが電源スイッチのLEDが
断線していることに気がついたのでこのスイッチは新品と交換します。
やはり新品の部品は綺麗ですね。
配線をして組み上げていきます。
充電状態やバッテリの容量を表すLEDはラッキーなことに
前の基板と位置がだいたい同じでした。
修理完了です。
中華製のエアポンプと比べても大きいですね。
なんてったって電池の容量も4倍以上ですから。
これで長時間のヤエンにも安心して使えます。
実はこのポンプですが最初は修理する予定が無かったので
18650電池x4本を流用して新しいエアポンプを作ろうかと部品
を集めていました。
次回はその製作記です。
by.izuyan
充電式エアポンプの自作Ⅰ ― 2025年11月06日 19時25分
自作のリチウムイオン電池のエアポンプが壊れたので
新しいエアポンプを作ろうと部品を集めていました。
部品が集まったので製作に入ります。
リチウムイオン電池18650は前のポンプから流用します。
リチウムイオン電池の充電には手持ちの
TC4056リチウムイオン電池充電モジュールを使います。
アマゾンで数年前に数枚まとめて買ったものです。
モジュール仕様
・入力電圧:DC 5V
・充電終止電圧:4.2V±1%
・最大充電電流:1A
・過放電保護電圧:2.5V
・過電流保護電流:3A
・保護回路:過充電、放電、過電流保護
充電中は赤色LED点灯となり、充電完了する時に、
青色LED点灯に切り替わり充電状態がわかりやすいです。
配置検討が終わったので防水ケースの加工から
始めます。
前と同じタカチ電気工業のケースを使いましたが
ホームページからDXFデータをダウンロード出来るので
助かります。
CADデータから1:1縮尺でプリントアウトしてケースに
貼付け穴を開けていきます。
次にバッテリ容量計の穴を開けるための紙を
正面パネルに貼ります。
こんな位置でいいかな?
まずは正面ケースの加工です。
ケースはプラスチックなので簡単に開きます。
丁寧にヤスリで少しずつ削ってピッタリの穴を
開けます。
裏側はこんな感じです。
このままでは防水性が悪いので
プラリペアというプラスチックの溶着補修材で
ケースとLEDのケースをくっつけます。
プラスチックどおしが化学結合して隙間がなくなります。
次は上部のシーソースイッチ部分です。
丸い穴をドリルで連続で開けて
ニッパで切り取り四角い穴に加工します。
プラスチックの大きいバリはルータで削りました。
あとはヤスリで綺麗に仕上げます。
実際にスイッチを入れてみて角穴の大きさを調整します。
ポンプ本体と電池ボックスはAliExpressで
購入しました。
しかしこのサイトは安いですね。
izuyanが海外サイトを使う時の決済方法は PayPal (ペイパル)を使っています。
とても安全で今までトラブルなどは有りません。
ちなみに PayPay(ペイペイ)じゃないので御注意ください。^^;
ケース加工が一番大変です。
後は配線して組み上げていくだけです。
一番楽しい時間かも?
考えていたものが形になるのが面白いですね。
モーター制御の心臓部にはいつも使っている
DCモータドライバICのDRV8832を使います。
もう親指の爪よりも小さいICなので老眼にはきついです。
このままでは小さすぎて使いづらいので変換基板に
実装します。
老眼にはキツイ作業です。(涙)
昔2017年に冨士灯器のFP-2000改というエアポンプを
作った時が有ったんですが
これ↓
この時に作ったプリント基板が大量にありましたので
これを使います。
この時のエアポンプはどうなったんじゃい?とツッコミが
入りそうですがこのケースは防水性能が悪くてしばらく使っていたら
中に水が入って壊れてしまいました。
自分がKiCADで設計したオリジナルプリント基板なので
izuyanの文字をしっかりといれて有ります。(笑)
回路はデータシートを参考にしています。
組み上がった基板はこんな感じです。
中身の全体はこんな感じです。
使っているケース単体は屋外用の防水ケース(IP68)なので
ゴムパッキンでしっかりと水が入らないようになっていて
6ケ所もネジ止めするタイプのケースなので
防水性能は問題ないと思います。
メーカではIP68(水深1mで24時間水侵入がない防水性)で耐候性。
ただ今回の使い方ではエアの取込口と吐き出し口が有りますので
そこだけは注意です。
エアの吸入口には水が入らないプロテクティブベント(PMF-12FAS)を
使っていますが目詰まりがちょっと心配ですね。
次はベルトクリップを付けるためのサポートを
作ります。
固定用のネジは4mmの皿ネジで、
ベルトクリップの固定には3mmの低頭ネジを
使います。
ベルトクリップを止める穴は2.5mmの穴を開けて
タップを切りました。
防水部分とは別の位置に固定用の穴が空いていますので
内部の防水性に影響はあたえません。。
充電モジュールから充電中LEDと充電完了LEDの
配線を取り出して充電状態が判るように正面に
LEDを取り付けました。
充電中は赤のLEDが点灯します。↓
充電完了すると充電中の赤のLEDが消え
緑のLEDが点灯します。↓
ポンプを動作させるとバッテリ容量計が
点灯します。
このバッテリ容量計もAliExpressで買いましたが
まさか届くまではこんなに大きいとは
夢にも思いませんでした。(笑)
まあしゃあないので取り付けましたが。^^;
このDCモータはPWM(パルス幅制御駆動)
というパルス制御で駆動しています。
発振パルスのパルス幅を変えてモータの回転速度を
変える方式ですので無段階に回転数を変更できます。
DCモータの回転数を変えるにはモータに加える電圧を上げたり
下げたりするのがてっとり早いのですが電圧を下げると
回転力(トルク)も低下してきます。
このPWM制御は電圧(電流)をパルス状に与えることで回転を
制御します。
実際の波形を見てみましょう。
モータの両端のLOWモード波形です。HIGHモードの波形と
比べてON時間が長いです。
電圧はリチウム電池の3.96Vの電圧が掛かっていますが
常時では無く約44kHzのパルス状になっています。
ON時間は16.5μs
今度はスイッチをHIGH側に切換えた波形です。
ON時間が長くOFF時間が短いですね。
最高回転数に調整するとOFF時間が無くなります。
ところで実践で使えるエアポンプも
たくさんになりました。(笑)
ヤエンの季節が待ち遠しいな。
by.izuyan



























































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