四万十川鮎釣り2回目 ― 2023年09月25日 06時02分
9月もそろそろ終わりです。
だいぶ涼しく過ごしやすい季節になってきました。
そして四万十川で大鮎が釣れる時期です。
例年大鮎(尺鮎)が釣れる時期は9月の中旬から10月初旬ぐらいまでが
実績が多いそうで、四万十川の鮎漁の終わりは10月15日まで。
なので大鮎を求めて西条のMさんと今年2回目の
四万十川鮎釣りに出撃してきました。
朝の2時頃、高知県十和地区に向けて自宅を出発します。
待ち合わせをしている道の駅で愛媛ナンバーのMさんの車を
見つけたので近くに停めて朝まで仮眠します。
そして朝になりました。
周りの車を見ると、積んでいる道具や
車に貼ってあるステッカーを見る限りはほとんどが
鮎師達の車のようです。^^;
やばい。
もうみんな起きて準備してるよ。
これからポイント争奪戦が始まります。(笑)
おとり鮎を2匹購入していよいよ鮎釣りの開始です。
四万十川のおとり鮎は大きいです。
Mさんはこの日のために大鮎(尺鮎)を釣るための秘密兵器を
密かに準備していました。
それは新しい鮎竿。
がまかつ ガマ鮎 President 引抜荒瀬90
鮎竿はパワー小からパワー大までいろいろありますが
中硬→早瀬→急瀬→荒瀬 の順番でパワー(竿の硬さ)が違います。
なんと一番重くて硬い 引抜荒瀬ですよ・・。
でかい鮎を荒瀬でバンバン引き抜いちゃおうという竿です。
もうこれは本気度が違いますね。^^;
最初はMさんと相性の良いこのポイントへ。
izuyanはここはちょっと苦手でツルツル石のコケで滑ってコケた
苦い思い出しかありません。(泣)
でもがんばろうっと!
川から見える予土線に1両編成の新幹線が走ってきました。
鉄道ホビートレイン 0系新幹線を模した列車です。
JRの遊び心が素晴らしい!!
よしいくぜ~。
釣りって、このワクワク感が最高ですよね~。
30分程おとり鮎を泳がすとやっと
最初の四万十鮎が釣れました。
やった~。
それから1時間後にやっと2匹目。
下手くそなのか、鮎がいないのか?なかなか釣れません。
Mさんは少し上流でやっていますが
釣れているのかな?
ちょっと気になります。
様子を見に行ってみるとMさんは3匹釣っていました。
ここはあまり釣れないので
早めに昼食を食べてから別な場所に
移動してみることにしました。
izuyanも今回秘密兵器が有ります。
それは濡れた鮎タイツを履いたままポイント移動できるように
買った防水シートです。
ドン・キホーテで700円ちょっとで買った特売品ですが
シートが濡れなければこれで十分です。
昼食は近くのお食事処(居酒屋兼)で食べました。
二人ともメガ唐揚げ丼を注文。
これは確かにボリュームあるな。
ここの御主人がとても親切ないい人で、近くの尺鮎ポイントを
教えてくれました。
食事後、教えてもらったポイントで竿を出します。
ここの岩周りが過去に記録が出た尺鮎ポイントだそうです。
本日3匹目GET!。
やはり型はいいですね。
4匹目 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
とおもったら小さな「どんこ」でした。
粘りましたが釣れないのでizuyanは少し上流に
歩いて移動します。
思えばこれが大正解でした。
途中で川舟に乗ったの川漁師さんがいたので
話しかけると「今日は釣れん 鮎はおらんよ!」
だって。
ちょっと意気消沈。
おとり鮎もヘロヘロだったのでもうダメかな。
と思っていたら移動した場所で奇跡的にヒット!
元気なお友達を釣れてきてくれました。
そしてすぐにおとりを元気な鮎に交換して泳がせます。
14:22分 4匹目
14:48分 5匹目
14:57分 6匹目
いや~良い鮎です。
15:06分 6匹目
15:10分 7匹目
15:20分 8匹目
バラシは1回
10分間隔ぐらいで面白いように鮎が掛かります。
もう楽しくて楽しくて。
これってひょっとしたら『入れ掛かり』っていう状態なのでは?
始めての経験です。
循環の釣りを実感しました。
まだ粘れば釣れそうだったのですがMさんの姿が
見えないくらい離れていたので15:30分頃納竿としました。
今日の釣果です。
izuyanもう大満足です。^^;
Mさんも駐車場に戻ってきたので食事の前に
近くの温泉に行きました、
十和温泉はナトリウムー塩化物・炭酸水素塩鉱泉で
効能は肌がツルツルになって肩こり・腰痛が楽になるそうです。
気持ちいい。
お食事処の御主人に、夜も居酒屋するから飲みにおいでよ!と
誘われていたので今回キャンプでの自炊は面倒くさくなり
このお店に行くことにしました。
そうして中に入ったら、
「こっち来て一緒に飲めばいいよ。」と誘われ
身も知らない地元の人達やキャンパーの人と一緒に
わいわいと大宴会です。
もうなんだか訳がわかりません。(笑)
だけどいろんな話しをして本当に楽しい時間を
過ごすことができました。
\(^o^)/
料理には川ガニが出ていました。
この宴席に来ている地元の人がカゴで採ったそうです。
このカニは一般的にはモズクカニと言われ
高知では「ツガニ」と呼ばれています。
四万十川は水質の良さとエサの多さから大変
良いものが取れるそうです。
きれいな水で育ったものでないと、茹でた時に鮮やかな赤に
ならないそうです。
もちろんこのカニはもちろん鮮やかな赤です。
(*^^*)
甲羅のミソの味は絶品です。
こうして高知での楽しい夜がふけていきました。
そして次の日の朝、
昨日とは違うおとり屋さんでおとり鮎を購入。
今日の釣行は昼までの予定です。
izuyanが昨日釣れたポイントに移動します。
そこでMさんがやってみましたがあまり釣れなかったようです。
あとで考えると昨日と少しだけズレた場所を教えてしまったようで
本当にごめんなさい。
人間の記憶は本当にあてにならないもんですね。(言い訳)
(´・ω・`)ショボーン
izuyanは昨日釣れた場所と思い込んでいた場所から
少し上流で釣り開始します。
1匹目なんとか釣れた。
すぐにおとりを野鮎に交換。
ギラギラ太陽が顔を出してきました。
まだまだ夏です。
今日はいい天気で暑くなりそうです。
真っ青な空、そして入道雲、きれいな水、
そして周りの緑の木々、水の音。
本当に四万十川のこの雄大な景色は素晴らしいです。
そして冷たい川の中で大好きな鮎釣り。
2匹目
3匹目
4匹目
集合写真です。
動画も撮ってみました。
釣ったのはこんな場所です。↓
昼頃になったので納竿。
昨日お世話になった御主人がいるお食事処で
野菜炒め定食を食べて今回の鮎釣りは終了としました。
最後に記念写真を御主人に撮ってもらいパチリ。
お互い別なルートで帰ります。
途中にある別な道の駅に寄ります。
お土産に高知名物の芋けんぴを買いました。
(前に自分で作るって行ってたじゃんというツッコミは無しね。^^;)
焼鮎も3種類売っていました。
こういうふうに串を挿して立体的に焼くんだよなあ。
天然の釣り鮎は結構な値段がします。
ちなみに下の写真はizuyan地元の道の駅で
売っている冷凍鮎です。↓
家に着きました。
朝釣った鮎は家までアジカン(鮎缶)で活魚運搬しましたが
すべて元気に活きていました。
昨日釣った鮎はお食事処の御主人にお店の冷凍庫にいれてもらい
カチカチに凍っているので新鮮に食べられます。
いや~。
尺鮎は全然釣れなかったけど四万十川の鮎釣りは
めっちゃ楽しかったな~。
by.izuyan
四万十川鮎釣り1回目 ― 2023年07月23日 17時04分
8月20~22日にかけて高知県の四万十川に鮎の友釣りに
行ってきました。
釣行前に仕掛けを作るのも楽しいものです。
防水デジカメはまだ修理が終わらないので
今回はニコンのKeyMission80というアクションカメラを持っていきました。
実は買ってからあまり使っていないのですが防水性能は水中1mなので
鮎釣りにはいいかと・・・。
四万十川は石にヌルヌルの苔が多くフェルトスパイクでも
簡単にツルンと滑ってよくコケます。(izuyanの場合です)
なので全身ずぶ濡れは四万十川では覚悟しなければなりません。
スマホは無くしたり水没させたくないので
釣りをするときは持って行きたくないのです。
このカメラは動画も撮れるのでそのうち頭にでもつけて
鮎釣りの動画を撮ってみようと思っています。
さて自宅から車で1時間半ほどゆっくりと走れば四万十川に着きます。
案外近いと改めて思いました。\(^o^)/
愛媛県の県境を過ぎてしばらく走ると右側に
四万十川が見えてきました。
いつみても雄大な素晴らしい景色です。
コラボする西条のMさんの分も合わせて十和温泉で
鑑札を購入します。
年券で8000円です。
日券が2000円ですから4日頑張れば元は取れる計算です。
ちなみにizuyanのホームグランドの川の2倍です。
川に沿って走ります。
平日なのに有名なポイントでは必ず人がいますネ。
さすが四万十川。
全国から腕の立つ鮎師達が大鮎求めてくるんだろうなあ・・・。
きっとすごい人たちでしょう。
この看板のように4WDであれば河原に降りられる場所が
結構有ります。
今度はテント積んで4駆の軽トラでこようっと。(*^^*)
izuyanもちょっとやってみますが全然釣れる気配が有りません。
まだまだ修行不足なので返り討ちに合いそうです。
今日は早々にやめて、晩ごはんとします。
お弁当を近くのスーパーで買ってきてカレーを入れて
唐揚げカレーとしました。
外で食べるご飯は何でも美味しいもんです。
Mさんは仕事が終わってから来るので夜に待ち合わせです。
今年はテントを貼らず、車中泊にしました。
理由は去年、窓につける専用の網戸を買ったので、
それを使いたかったから。
Mさんもやってきて明日に備えます。
朝6時に起きて友釣りを始めます。
10分ほどしてすぐに一匹が掛かりましたがその後がダメ。
場所を変えて再チャレンジです。
ここでMさんにアクシデント。
釣れないのでついでに場所を変えるそうなのでizuyanも
少し遅れて違う場所に移動しました。
ここでは一匹だけでした。
川沿いの道路沿いには「入川道」の看板がたくさんあります。
その看板があるところで車を止めて降りてみます。
すばらしい雄大な景色です。
見える範囲には自分しかいません。
竿に集中します。
空を見上げるとすっかりもう夏の空になっています。
ガツンと目印が吹っ飛びます。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
めっちゃ楽しい・・。
その後、アタリが有って水面に浮かせて一気に
引き抜き上げようとしたところ・・・・。
その後は写真でお察しください。(;_;)
釣った鮎は糸を手繰り寄せて捕獲出来ました。
夕方、気を取り直してMさんが持ってきた七輪でBBQです。
暗くなればヘッドライトにすごい虫がやってきて
虫入りのタレで肉を食べることになるので今年は暗くなる前に
宴会です。(我々には学習機能があります。^^;)
TVでLEDライトは波長の関係で虫は来ないとやっていましたが
それは四万十川の虫達には通用しません。
夜になってライトをつけると目の前にすごい数の虫が
ブンブンとやばいくらいに飛んできます。
肉を食べ美味しいビールを飲んで幸せなひとときを過ごします。
釣った鮎も焼いちゃいましょう。
次の日の朝、Mさんと別れます。
Mさんは午前中少しやって帰るそうです。
izuyanは素直に帰ろうかと思いましたが帰宅の道中に
あちこちに現れるおとり鮎の旗に
ちょっとだけやって帰ろうかと心が揺れます。
ダメだ。この道は鮎師には誘惑が多すぎる。(笑)
おとり屋のおじさんに教えてもらったところで右に曲がります。
そして止まって車の屋根見てびっくり。
鮎タイツと靴下が車の屋根の上に乗っています。
そういえば昨日干していたよね。
落ちなくて良かった・・。ホッ!
さあ 新しいポイントでやるぞと気合を入れますが
しばらくしてなんと竿先から仕掛けが外れて
オトリごと流れてバイバイ。
もういきなりのショック。
そんなに釣果を上げられずに帰宅の途につきます。
途中寄った道の駅で鮎の塩焼きを売っていましたが
鮎ってやっぱ高いですね。
その道の駅にはこんなポスターが・・・。
第2回 四万十一デカい鮎を釣った人が優勝!
四万十西土佐 鮎釣ダービー
【参加費】 一人につき1000円
【競技内容】 釣った鮎の長さで順位決定
なんと優勝賞金は5万円です。
昨年優勝データは
全長 30cm
重さ 263.7g
日時 2022年9月28日
だそうです。
なるほどデカい~。
待っていろよ尺鮎!と言いたいところですが
こんな大鮎を釣ることができる竿をizuyanは
持ってなかったよ。(涙)
by.izuyan
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