循環の釣り 振り出しに戻る2023年07月02日 06時27分

6月31日~7月1日にかけての

今回の豪雨はすごかったですね。

もう嫌になるくらい雨が振り続いて携帯の緊急速報が夜中に

何度も鳴り響きました。




6月31日の夕方に鮎缶が心配になって見に行きました。

その時鮎缶は水流で縦に傾いて流されそうでした。

深さは30cmぐらいあります。




このときはまだ大丈夫と思い鮎缶に石を載せて沈めました。

ロープもあるから大丈夫だろうと甘い考えで。




普段はチョロチョロと水が少しだけ流れるぐらいの水量の水路です。

いい鮎の保管場所を見つけたと思っていました。


普段の水路の様子↓



7月1日の朝早く土砂降りの雨が降ります。




午前中、田んぼの様子が気になって見に行きました。

大水で冠水しており、izuyanちの向こうの田んぼは稲が見えないくらい

まで水に浸かっていました。




川もやばいくらい濁流が流れています。




鮎が心配になり急いで行ってみます。

鮎は無事なのか?

この小さい水路もやばいくらいの水が流れています。




なんか変だな?

ロープを手繰ってみると。



がーーん!!スナップが折れています。

安い水くみバケツに付いていたロープだったんですが

強度が弱すぎやろ!

スナップはやはり鋳物ではなくてステンレス製のしっかりとした

ものじゃないとダメですね。

っていうかロープを直にしっかりとくくりつけとくんだった。と

後悔しきりです。

鮎がいなくなったことより貴重なブリキの鮎缶が流れてしまったのが

すごく残念です。

せっかく頂いたのにMさんごめんなさい。

まだ諦めきれず水路の下流に降りてみます。

ゴー~ すごい音です。

なんだ、この水の勢いは・・・。




さらに下ると竹藪の中のコンクリート製の水路を

すごい勢いで水が流れています。

この水路に落ちたら死ぬなあ!と思い鮎缶を探すのを

諦めました。




家に帰って鮎缶の代用品がないかと家に有るもので

考えましたがどれもなんかいまひとつ。




やはり専用の鮎缶を超えるものは無さそうです。

今後どうしよう?

循環の釣りがここで終わったことは残念です。

雨が降ったことを非常に甘く見ていました。

もっとリスク管理が必要でした。

経験値はアップ。だけど

循環の釣り 振り出しに戻る。(涙)

by.izuyan

奇跡の発見?そして復活へ2023年07月02日 18時41分

大雨が明けた7月2日の朝

どうしてもあのブリキの鮎缶が諦めきれずに、

今度は川の方から上流に向かって鮎缶を

探索してみることにしました。

これでダメならもう諦めもつくし・・・。



用水路から川へ流れ出る場所です。↓

う~ん異常なし。




さてここから上流に向けて調査開始です。

何処かに引っかかっているといいんですけど・・。




今日はかなり水量が減っていますが昨日は本当に

怖くなるぐらいの水量でした。




だんだんとジャングル? に入っていきます。

気分は川口探検隊です。

なぜか川口探検隊の歌を口ずさみそうになります。

♫ 行け!行け!♪川口浩 ♬ ど~んといけ~。♪

(歳がばれるな。笑)




目を皿のように凝らして水路の周辺を探しながら

水路に沿って上っていきますが

それらしきものは見つかりません。




水路が石だらけの沢となります。

結構キツイ。




水路を竹や木が倒れて川を塞いでいます。

こんな場所は要注意だな!と思って目を凝らした途端に

あれ?

なんかあるぞ!。


下の写真を拡大してみてください。↓




なんと・・・、見つけた!!あったよ。

もう嬉しくて、嬉しくて。

すぐに取りに下に降りていきました。




見つけた!

だけど中は砂で埋もれています。

網は有りません。




一応砂を出してみましたが、鮎はもちろんいませんでした。

(当たり前だけど)




しかしボロボロです。

濁流のすごい衝撃がわかるなあ。




網もどこかに引っかかってると思い上流まで

捜索しましたが発見は出来ませんでした。


本体を見つけたので安心してとりあえず

午前中は農作業をします。

昨日とは違いめっちゃいい天気です。

今日の作業は袋を開けてぶどうの最後の摘粒です。

消毒もしたいし、晴れたらホントいろいろとやりたい

事が有って晴れの日は忙しいのです。(*^^*)


この写真はベリーA。↓



巨峰は1年目の木ということで5房だけならしましたが↓

なかなか粒も大ききくていい感じです。

本当は3年ぐら実を付けさずにその栄養分で木を太く育てた

方が絶対にいいのですが(マニュアル本より)やはり

食べたくて食べたくて、どうしても

我慢できませんでした。^^;




これはピオーネです。↓

実がパンパンなのでもう少し摘粒したほうが良いかな?

悩みます。

まだまだプロ農家とは言えず毎日が勉強です。

ブドウを売って収入にするまではまだまだ素人なんですが。^^;




キャンベル・アーリーは黒ブドウなのですが

袋をあけてみると水が回って少し色がついてきました。↓




思えばブドウ栽培をやることを思いつきユンボの免許を取り、

荒れ地だった畑を木を切り開拓して、苗を植え、

ブドウ棚を単管パイプで作りそして病気防止用に屋根を増設し

一人で素人なりに初めてからもう2,3年。

結構長かった・・・。

だけどぶどうは7月にベレーゾーン期(軟化期)になり

あと少しでいよいよ念願の収穫できそうです。

動物さん達、甘くなっても食べちゃダメだよ。

時間をかけて育ててきたから甘いぶどうができて欲しいな。



さて仕事も一息ついたので家に帰り鮎缶を眺めて

改めて確認します。

しかしボロボロだなあ。

はたして修理できるのか?




粗大?ごみだけにはしたくないので

izuyanが持ってる板金修正テクニックのすべてを使って

鮎缶の凹みを直していきます。←そんなんあるんか?




とは言っても出っ張っている所を叩くだけですけど、何か?




ラジオペンチなどで細かいところは直していきます。




底は溝に入れてペンチでカシメていきます。




とりあえず修理完了しました。

小さい穴が空いているところはバスコークを塗りつけて

防水します。

まあ多少の水漏れが有っても水につけて使うので

問題は有りません。




網を釣具屋に買いに行きました。

昔よく見た丸い網がついてる川釣り用の『 びく 』なんて

今の時代どこにも置いていませんね。

もちろん替え網も。

仕方ないので適当な網を買ってきました。

ちょっと太いけどまあいいや。




網は切って硬い鋼線を丸く曲げて網に通しながら

鮎缶にセットしていきます。




完成です。

出来た。

前と網の部分の構造が違うけど、鮎が逃げなければ

いいのでとりあえずOKとします。




ちょっと赤い玉がケバケバしいな。^^;




これで鮎を飼うための鮎缶が復活しました。\(^o^)/

めっちゃ嬉しい

また循環の釣りができそうです。

振り出しから再出発です。

晴れたら鮎釣りをがんばろうっと!

by.izuyan