リアドラグ式リール2021年03月29日 21時18分

イカ釣り用のリールですけど読者の皆様は

どのような機種を使っているでしょうか?

izuyanはヤエン用ではレバー式のリールを

愛用していますが、ウキ釣り用では

リアドラグ式のリールを使っています。

リールの機種は

シマノ: 09アオリスタBB C3000

ダイワ: アオリマチック 3050

の2台です。

どちらも10年以上前の古い機種で部品も製造中止のものが多いです。

もう一台過去にアオリマチック夜光3050も持っていましたが

買ってしばらくしてから由良半島で竿ごと海の神様に持っていかれて

そのまま奉納してしまいました。ははは・・。

でも流石に10年以上も使っていると色々不具合もでてきますので

今回まとめて(自分で)修理してみることにしました。

まずはアオリスタBBから・・・・。




実はベールが壊れていて、固定されないといけない部分の

軸がグラグラ動きます。




このためベールが中途半端な位置で止まる事が有り

そうするといくらハンドルを回しても糸を巻き取る事ができません。

これが結構ストレスが貯まります。




シマノの部品表を見てみると 09アオリスタBB C3000は

修理不能となっています。

部品だけはまだ手に入るのか?

パーツ表をみるとベールアーム組の値段は550円です。




そして何気なく13 アオリスタBB C3000HGの部品表を

みていたら、ベール組350円也。




あれ?こっちの方が年式が新しいのに200円も安い。(笑)

同じ3000番台で型式のHGはハイギヤ?

そうなるとベール組なんて新規開発なんてしないと

考え同じ寸法と勝手に判断。

自己責任にて200円安い方を発注しました。(^o^)

このパーツは1週間程で入荷しました。




確かに350円

この部品もうちょっと高そうだけど

案外安いなあ・・・。




さっそく交換してみると予想通りピッタリ合いました。

(*^^*)

200円得した感じでちょっといい気分。

アオリスタBBのベール交換修理完了!




さて次はダイワのアオリマチック3050。

以前リールを地面に直置きで使っていた時に

ハンドルを足で踏んづけてしまい破損。

仕方なく手持ちの安いリールのハンドルに

交換して使っていました。




このリールはヤエンを始めたばかりの頃、最初に買った

思い入れのあるイカ専用のリールです。

当初普通のリールでヤエンをやっていましたが

イカ用の専用リールが有ることをヤエンをやっていた

ヤエン師に教えてもらい買いました。

ワンタッチでフリーになるし逆回転音も出て

めっちゃ使いやすいと驚きました。




壊れて交換した手持ちのリールのハンドルはあまりにも

プラスチッキーでチープなハンドル。

いつかは純正品に交換したいと思っていました。

リアドラグのつまみも塗装が剥げてボロボロです。

このリールでイカをいったい何杯釣ったんだろうなあ・・・?

なんてちょっと感傷に浸ります。




下の写真の赤丸の中が純正のハンドルです。

このハンドルはプラスチック製ですが夜光の木製

ハンドルに比べてガタが多かったように思います。




ダイワのロゴが懐かしいですね・・・。




部品表でハンドルの型式を調べます。

ハンドル型式:1H2616 1,800円

結構高いなあ・・・・。

昔使っていた3050夜光のハンドルは木製で格好良かったな。

とふと思い出して部品表を調べてみると

ハンドル型式:1H2615 2,000円

おっと200円の差で買えるなら絶対木製でしょう・・・。

さっそく夜光用の木製のハンドルを注文しました。

あとハンドルのベアリングも夜光の方が1個多いので

今回ベアリング追加の改造もしたかったのですが製造中止で

注文できずに残念!




今回せっかくなのでバラしてメンテナンスしてみます。




元に戻らないとヤバイので写真を取りながら

少しずつ分解していきます。




ドラグが2個有りかなり複雑な構造です。




ギアにはネッチョリとグリスが付いています。




この長い板バネが弾かれてカチカチと

アジが出ていく時、いい音を出してくれます。




内部は複雑な構造です。

リールって小宇宙ですね。

この構造を考えた人天才です。^^;




リアドラグのつまみの部分は分解方法がわからず

分解を断念。

とりあえずここまでバラしました。↓

元に戻らなかったら注文したハンドルが

パーになって2000円が無駄になる。

いや~な考えが脳裏をよぎります。^^;




パーツはグリスまみれなのでパーツクリーナで

脱脂します。




綺麗に油が落ちました。




オイルとグリスを使い分けながら組み立てて行きます。

あれ?

だんだんとわからなくなってきたぞ!(T_T)

記憶力が歳をとると悪くなるのは仕方ありません。(涙)




分解する時に撮った写真がものをいいます。

リールの分解図と写真をにらめっこ。




分解図だけで組み立てられたらすごいよなあ~。

自分には無理です。(T_T)

分解する時、写真を撮っていたおかげでなんとか

無事組み立て完了。

ははは・・・。

元に戻って良かった~。




注文していたハンドルが2週間ほどして

やっと届きました。

在庫が△だったらしく時間がかかりましたが

まさか新規で作ったのかな?

昔は木のハンドルは結構多かったけど

最近では全く見かけません。

今では貴重品なのかも・・・。




さて交換する前に写真をパチリ。




さっそくメンテンナンスしたリールに

ハンドルを取り付けてみます。




ハンドルノブの形状がT型なのでぐっと握りしめることが

でき力が入れやすいです。




リアドラグノブは塗装が剥げていたので熱収縮チューブを

被せました。




少しは見栄えが良くなったかな?




2台修理完了で記念写真でパチリ!。




新しい機種を買ってもいいんだけどまだまだ十分使えるし

10年以上も使っていると愛着も湧いてきます。

ボロボロなんで今更傷を気にすること無く

コンクリートの上にラフに直置き出来たりもします。(*^^*)

実はそれが一番愛用している理由かな・・・。

道具は使い倒してなんぼですから。^^;

by.izuyan