玉ノ柄延長プロジェクト2016年05月28日 14時18分

新しく戦力を追加した日新の玉ノ柄は6mだけど

どうしても高い波止での引潮時にはもうちょっとだけ

長さが欲しくなる時があります。☆彡




そのため以前、『玉ノ柄エクステンション棒』という

1mの延長ジョイントを自作したこともありました。^^;




玉ノ柄を今回軽量化したのでももう少しかっこよく

延長したいな・・・。

今回は第一精工のキングギャフを参考に内部収納方式で

延長改造を計画しました。

魔界をぶらついていると玉ノ柄サイズの穴あきボルトを

見つけました。(ギャフのパーツなんですけどね・・。)




イカギャフ頭のみ(玉ノ柄取り付けタイプ)

という製品です。




ボルト部は貫通しています。




イカの重みによりスプリング機構が働き

ギャフの頭が常に下に向くという製品です。




SUS製の1/2インチのボルトも手に入れていますが

センターにまっすぐ精度良く穴を開けることは

ボール盤(家庭用)を使っても非常に困難です。




さて改造です。

先端のストッパ部を止めているステンの線を

ボルトクリッパーで切り飛ばします。




一度も使っていないのにバラバラにしちゃいました。

メーカさんゴメンナサイ。m(__)m




片方はスプリングを入れる為、8mm程度の穴が空いています。




反対側は狭いです・・・。




しかたないのでボール盤で穴を広げてみます。




さすがにSUS製なんでメッチャ硬いです。

煙が出てドリルの歯がすぐにダメになりました。(涙)




いろいろ調べた結果、SUSを開けるためには

低速回転がよく失敗したのはドリルの回転数が

速かったからのようです。

ブーリーの組み合わせを変えてモータの

回転数を低速にします。

ドリルの歯もSUS用のいいやつに交換。




スイッチON!

接触部に注油しながら慎重に押し当てていくと

キュルキュルと切り粉がでて綺麗に穴が開きました。

ボール盤とはいえ垂直にまっすぐの穴を開けることは

なかなか難しいです・・・。




さてギャフ部の軽量化を行います。

延長シャフトはΦ8mmぐらいになる予定なので

あまりギャフ部が重いと延長シャフト部に

負担がかかります。




ギャフ部の重さを量ってみました。

約106gです。




ついでに穴開きボルトの重さも・・・。

約29gです。

あまり長いと本体にねじ込むのに時間がかかるので^^;

このボルトもなるべく短く切り飛ばしちゃいましょう。




万力に固定してディスクグラインダで

ねじ山を短く切り飛ばします。

あとはヤスリがけして完成。





約97.8g

100gなんとか切りました。(約8gの軽量化)

微々たるもんですが軽量化には

この積み重ねが大事ですネ。☆彡




同様に穴あきボルトもカットします。




約24g

5gの軽量化です。




延長シャフトを何にするか、かなり悩みました。

悩んだすえ今回は柄杓の柄を使ってみます。

値段は800円ちょっとでした。

カーボン製なので軽量で丈夫だと思います。




なにせ4kgぐらいの荷重には

十分耐えてもらわんと困るもんね・・。^^;

長さは80cmです。




シャフトの外形8mm にあわせてボルトの穴をヤスリで

ぴったりになるように広げていきます。




シャフトの軸受けと玉枠用パイプの固定には

大きめの絶縁スペーサを使います。




玉枠用パイプは一番小さいものを

使いました。




玉枠用パイプは長いので1/3ほどカットして

絶縁スペーサはパイプの中にちょうど収まるように

スペーサの円周をヤスリで削りました。




だいたい隙間なくぴったりになりました。

絶縁スペーサの中心部もシャフトの径にあわせて

丸ヤスリでぴったりになるように削ります。




仮合わせでOKだったら

2液製のエポキシボンドで

シャフトとスペーサと玉枠用パイプを

しっかりと接着します。




上からも抜けないようにエポキシを

充填しておきます。




反対側は抜止め防止のステンレス線を巻いて

こちらも周囲をしっかりとエポキシで接着します。




一晩おいてカチカチになったら完成です。




普段は軽い6mで使うので必要なときだけシャフトを入れて

延長できるのがいいですね。(^o^)




ネジ部の拡大写真です。




シャフト部の重さはギャフ本体をのぞいて

約60gでした。




玉ノ柄本体に延長シャフトを収めるとこんな感じになります。

途中に蛍光チューブを入れていますので穴に入り

差し込むと抜けません。

六角ボルトではなく丸ネジなので

手でねじ込みやすいです。^_^




延長シャフトを目一杯伸ばすとこうなります。

手で力いっぱい投げて使うカーボン製の柄杓の

柄なんでコシと強度はある感じです。




さて近くの川に行って真横に一番伸ばした時、

どれくらいたわむか実験してみました。

ギャフを付けて真横に伸ばした写真です。




下向きにおろした写真です。

片手で十分操作できるかな・・・。




今まで使っていた延長棒(玉の柄エクステンション棒)との

比較です。




上が200gぐらいあったので今回は60gでちょっと短いけど

だいぶ軽量化できました。\(^o^)/

実は1mのソリッドシャフトも入手していますので

それを使った延長シャフトの製作はまた次回・・・・。

それなら最初から7mの玉ノ柄を買えよ!っていう

ツッコミは無しね。(^^♪

普通は軽い6mの玉ノ柄で十分なんだから・・。(笑)

by.izuyan

コメント

_ きそやn ― 2016年05月30日 18時44分

こんにちは!!

ご無沙汰してます。


ちなみに日新のたもの柄分かりませんでした(>_<)


自分はDAIWAのブラックジャックスナイパーの600使ってます。(+第一精工のオートキングギャフを合体)


今まで自分の行く釣り場では届かなかった事は無かったですが……



今年は乱調気味で(消化不良)したがソロソロ終了ですね。



結局又、更新サイズは釣れませんでした( ̄▽ ̄;)



鯵不足から始まりポイントの確定の難儀さ❗


イカ釣りって難しいorz

_ yama ― 2016年05月31日 08時53分

通常は6mで十分ですけど、

たまに高い波止に入る時は、7mでもギリギリの

ポイントが、愛媛や高知ではありますもんね。



本当は7mの玉の柄になると、価格が一気に

跳ね上がるからじゃあないでしょうね?へへへ

_ izuyan ― 2016年06月02日 06時23分

きそやnさんこんにちわ(^^♪

ご無沙汰しています。

6月になってそろそろヤエンは終了かなあ~・・。

毎年この季節になるとちょっと寂しくなって

なにか気が抜けたようになります。(笑)

今年は(も)釣果が今ひとつでしたが来年は

更新サイズを期待したいですね。(^^♪

_ izuyan ― 2016年06月02日 06時29分

yamaさんこんにちは!

6mにくらべて7mだと確かにちょっとは高くなりますが

ドリルの歯や他の改造用品を買っていると最終的には

そんなに変わらなくなります。(*^_^*)

最初から素直に7mを買っておけばいいのですが

そこはizuyanブログ! わかるでしょ (笑)

でへへ。

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