アジカンスキマーの改造 ― 2015年02月08日 18時16分
考えてみると今までどのくらいアジカン用の
スキマーを作っただろうか?・・・。
シンプルな構造のスキマーからマイコン制御のスキマーまで。
気がつけばダンボールの中身はスキマーの改造部品の
ジャンク部品であふれていた。
これって もう完全に病気やな・・・(笑)
しかし今のところ満足のできるスキマーがまだ
完成していないのに気がついた。
作っては壊し・・・、作っては壊し・・・、の繰り返しである。
とほほ (涙)。
『アジカン22リッターでアジ50匹を活かす』という
我々同好会のコンセプトが間違っていたのか?^^;
(↑ これどう考えても間違っています。(笑))
今シーズンまでには是非満足できるものを
完成させたい・・・。
そしてぜひ3kUPのイカを釣ってみたい。
毎日仕事が忙しいけど時間を見つけてちょっとずつ
実験が続きます。(^^♪
お風呂場は格好のスキマーの実験スペースです。(^^♪
ホントは海水で実験したいところなんですけどね・・・。
さて最近行ったマイコンスキマーの改造報告です。
まずはクーラの泡カップからのエア抜き用のチューブを
かなり大型のものに変更しました。
今までエア抜きのチューブを1ランク大きくして使っていたけど
粘っこい汚れで詰まったり、空気をガンガン入れてスキマー内で
かき混ぜるとエアが排出されずにボコ,ボコっと最悪空気が
逆流する事があるのに気がつきました。
泡カップの蓋を取ると泡がガンガン上がってくるので大気圧でも
ホントは問題ないかもしれませんね?
今回思いきってクーラの穴をリーマで広げて見るからに太い
排出チューブに交換することにしました。
エア抜きと汚水の排出を兼ねてみることにしました。
(泡排出中に空気が詰まらなければいいかと・・。)
クーラー中に少しチューブより小さめの穴を開けて
無理やりクーラ内に引き込みます。
クーラの外側はL型パイプを使いますがちょっと長いので
金ノコでカットします。
大きいL型パイプをチューブにさし込んで完成です。
これだとハンドルのギリギリ下に入ります。
これ以上大きいチューブだとこの位置はハンドルの回転が
出来なくなりそうです。
ホースの先にはコックをつけました。
泡が上がってくるスキマー本体の内圧を調整する為です。
(オーバスキム調整できるかな?)
スキマーの本体とカップも構造を変更してみました。
スキマー本体製作に使っているこの透明パイプですがどこの
ダイソーにも今まで下記のような形状で各種大きさの容器が
有ったのですが最近急に店頭から消え出しました。
今台座に使っているちょうどいいネジカン(ネジ付き缶)など、
かなり探したけどもうどこのダイソーにも売ってない。(涙)
ダイソーは商品の入れ替わりが激しいので、部品として使える
いいものがあれば大人買いしておくことを勧めます。^^;
クーラの内側ですが泡カップへのチューブの固定は
下記の写真の通りパイプジョイントを短く切ってチュ-ブ
にさし込んで行います。
こうすることによりチューブが広がり泡カップとチューブが
密着するのでエア漏れを防止することができます。
(ただ下からの泡の出口はもう少し高くして汚れ排出用の
チューブを別に付けた方がいいかも。ちょっと悩むな・・。)
今回の改造でスキマー下部に穴を開けてプロペラファンが
空気と海水を下側にむけてかき混ぜる逆回転動作時に
空気を含んだ海水が効率よく下から排出するように
排出口をつけてみました。
海水排出が上側と下側のプッシュプル動作になります。
これだけでは面白くないので先端に弁をつけてみました。
希望の動作はプロペラファン正回転(排出方向)時は
弁がしまっていてプロペラファンが逆回転時に
弁が開いて排水する動作です。
弁の拡大写真です。
直結した弁が動作している動画です。↓
弁を見ると水流の向きがよくわかります。
ちなみに海水吸入ポンプ側にも弁が入っています。
これはプロペラファンモータが空気かき混ぜ逆回転時
(水流下方向時)に海水が逆流しないようにする為です。
海水吸入時は弁が開いて海水を取り込みます。↓
空気かき混ぜ逆回転時は水圧がかかりますのでこの弁が
閉じて排水弁の方から空気を含んだ水が排出されます。
下記は希望する基本的なマイコンスキマーの動作です。
【プロペラファン:正回転運転, 海水吸入ポンプ:運転】
【プロペラファン:逆回転運転, 海水吸入ポンプ:停止】
ファン回転で空気とかき混ぜ酸素を含んだ海水を下部の
排出口から排出します。
これの繰り返しになります。
まあこれは理想のそうなって欲しい希望の動作なんで
実際はどうなるか海水を入れてみないとわかりません。^^;
もっとも海水と空気を混合してプロペラでかき混ぜたら
よく混ざり合って溶存酸素量が増えるだろう?っていうのが
このスキマー製作の大前提なんですけどね・・。
バッテリ部も単一電池4本からスマホ用の大容量
リチウムイオン電池に変更しました。
最近かなり安くなってきたのでリチウムイオン電池の
応用範囲が広がります。(^^)
USBのバッテリモニタを付けて電流,電圧,容量をモニタします。
全体写真です。
蓋を開けたところです。
内部はできるだけスッキリするように配置を変更しました。
マイコンスキマーがうまく動作しない時や電池切れの為に
エマージェンシー用ポンプとストンをつけています。(笑)
改造したワイヤレス小型カメラ内蔵マイコン制御スキマー
アジカンの動画です。↓ ^^;
うまくいけばいいけどホントのところ実際に海水をいれて
とアジを泳がせてみないと、どうなるかわかりません。(・ω<)
だからアジカン改造は奥が深くてメッチャ面白いんですね。
だめだったらまたあたらしい構造を考えれば
いいだけだもん。
言い訳言ってるなあ・・。でへへ (^^♪
『昨日までヤエン界に無かったものを』
by.izuyan
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