ヤエン・スタンドの修理 ― 2015年01月16日 22時03分
ダイワのバトルゲーム・ヤエンスタンド ブルーが前に
壊れたのでステンレス線を巻いて補強して使っていたけど
だんだん割れがひどくなってきた気がしたので
思いきって修理に出してみました。
このヤエン・スタンドは軽量でカッコいいし多くの方が使っていると
思います。

壊れているのは伸縮する足を固定しているプラスティックの
ストッパーです。
正式名は『足スライドロック』という名の足を固定するための
重要なパーツです。
見せてもらった部品表によると部品自体は400円ですが
この部品は調整等が必要な為出荷できない
『修理預かり専用パーツ』となっておりメーカに預けないと
修理はダメっぽいです。
仕方ないので自分で修理することをあきらめてメーカに
修理に出してみました。
修理代がいくらかかるか連絡が有り了承すると
思ったより早くて約一週間ぐらいで修理が終わり
帰ってきました。(^^)
壊れた部品もきちんと返却されました。
壊れたところを見ると綺麗に部品が交換されています。
修理明細書には
スライドロック2箇所の補修作業と1箇所の交換を作動調整と
ともに実施しました。
と記載されていました。
さてピトンが付けられるように改造したヤエン仕様のスタンドに
戻していきます。
緩まないようにネジロックを付けてボルトをヤエンスタンドに
閉め込んでいきます。
さて修理代ですけど
部品代400円, 手数料1400円, 合計1800円で ぞれに税が144円
かかって合計1944円でした。
あと2000円だせば新品が買える微妙な値段ですね。^^;
安いスタンドならメーカもわからずに修理なんか絶対無理と
思いますが多少高くても修理体制がしっかりしているのは
さすが天下のダイワさんですね。
ただ・・・。
普通の使い方をしているのにいつの間にか簡単に割れてしまうとは
やはりプラスティック材料がちょっと強度不足なのかな?
と個人的には思ってしまいます。
でもバトルゲーム・ブルーと釣武者の竿受けの組み合わせは
自分の中ではかっこいいしコンパクトで軽いし最強!。(^^)
ちなみに手元にストッパ部が壊れた別なスタンド
がありますが壊れているのはやはりストッパ部分2箇所で、
このあたりが壊れるのはやはり伸縮スタンドの
宿命なんでしょうか?
部品代より人件費が圧倒的に高いので仕方ないですが
修理するかやめるかの微妙な修理価格でした。
たぶん同じような箇所が壊れる人は多いと思いますので
修理代の参考にしてね!。
ただ・・・、できれば新品買うよりまず修理!
地球のゴミをできるだけ減らしたいな。^^;
by.izuyan
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さて壊れていた別なメーカのスタンドですがこのままでは
足を伸ばした状態で水汲みバケツをつけたら水の重さで
3段目のスタンドが縮んでしまうのでヤエンスタンドとしては
グラグラして全く使い物になりません。
小さい鉄か鉛の重石でもつければ別ですが・・。
ちょっともったいないので修理して使えるようにしてみました。
まず壊れている足の先のすべり止めのプラスティックを外して
先をL字型に曲げたステンレス線を足の中に入れます。
これは何をしているのかというと3段目のアルミ足の
長さを測っています。
ステンレス線が引っ掛かる段差がある場所まで3段目の足が
あるということですね。(^^ゞ
そして2段目と3段目の足がオーバラップしているところに
ボール盤で3.2mmの貫通穴を開けます。
この穴にM3のネジを入れて固定します・・・。
だけど・・。
手持ちのネジだけどちょっと長いな・・。(・ω<)
こういう時はちょうどいい長さになるようにボルトクリッパで
パチンと切っちゃいましょう。(^^)
ちょうどいい長さになったらビスが緩まないように
平ワッシャー,スプリングワッシャを入れてナットで
きつく閉め込めば修理の完成です。(^^♪
足を全部伸ばしてみたけど、もちろんがっちりビス止め
したので全くグラグラしません。( ̄ー ̄)ニヤリ
運搬する時の仕舞寸法はちょっと長くなっちゃったけど
これでまだしばらくはサブスタンドとして使えます・・。
でへへ \(^o^)/
ちょっと長くなったけど車で持ち運びだから問題なし・・。
工夫したら壊れた道具でもまだまだ使えます。(^^♪
ではまたね・・・。
by.izuyan
アジ運搬監視モニタシステムの製作 ― 2015年01月25日 21時43分
旭化成のCMに 『昨日まで世界に無かったものを』 というのが
ありますがなかなかいいCMですね。
そこで 『昨日までヤエン界に無かったものを』
が今回のコンセプトです・・。でもちょっと大げさやな (^^♪
構想3週間、製作3日の久しぶりの大作です。(^^)
それは アジ運搬監視モニタシステム 名づけて
通称
『アジ運搬中!今元気ですか?』 システムです。
でへへ。
ヤエン師の皆さんは車で遠くのポイントに運搬中、
貴重なアジが元気かどうか気になって気になって
仕方が無いのではないでしょうか?
実はizuyanもそういう一人で・・・。
アジが目的地に着くまでに弱ってたら嫌だもんね・・・。
大丈夫かな?生きてるかな?って確認しようと
アジカンクーラの蓋を取る時って ドキ・ドキ!^^;
お!良かった。生きてた。 ホッ。
これではあまりにも心臓に良くない・・。(笑)
そこで今回はアジカンの中に小型のCCDカメラを組み込んで
車のサイドモニタ(またはフロントモニタ)にアジカンの中の
映像を映し出すシステムを作ってみました。(^^ゞ
これがシステム構成図です。↓
主要な用品は全て市販品を使います。
まずは小型の車のバックカメラ用のCCDカメラです。
ちょっと高いけどAmazonで2860円でGET。
カメラのビデオ信号はワイヤレスキットで無線で
飛ばす事にします。
この装置は2.4GHz帯の電波を使用しており
到達距離は約5mです。
車内のアジカンのモニタ用なので飛距離は十分ですね。
Amazonで1505円。
これは安いなあ・・。
いい時代になりました。(^^♪
まずは車のダッシュボードに受信部の組込みから始めます。
この受信機はDC12Vをスイッチング・レギュレータで5Vに
内部基板で降圧して使っているので発熱量が多く
消費電流が多いです。
無駄な電力を押さえる為に電源スイッチをモニタパネルに
穴を開けて取り付けました。
ナビを取り外しサイドカメラ用のコネクタに変換コネクタを
取り付けて電源配線を行い受信部のビデオ信号ケーブルを
接続して受信部は完成です。
さて次はカメラの送信部ですが電源電圧がDC12Vとなっており
今回バッテリとしてDC5Vのリチウムイオン電池を使用する
ので電圧が低くてカメラが動作しません。
そこでヤフオクで入手した360円の昇圧型DC/DCコンバータを
使用して電圧を上げてみます。
可変抵抗器を回して電圧をあげていくとDC7Vぐらいから
映像が映り始めます。
この時の消費電流は0.5A(500mA)です。
やはり消費電流が多いですね。
さてこのCCDカメラと送信部を改造してバッテリと一緒に
アジカンの蓋の中に組込みます。
カメラ用の穴を開けてステーをアルミで自作して取り付けます。
なんとこのカメラにはホルソーまで付属しています。
ちょっと丸穴小さいな・・。(・ω<)
やっぱりこの巨大リーマが最強(笑)
アジカンクーラの蓋を外して止めてあるネジを外したら
簡単に蓋はバラバラになります。
CCDカメラ用の穴を躊躇なく開けます。
しかしアジカンクーラ穴だらけです。(^^ゞ
先程作ったカメラステーにCCDカメラを取り付け両面テープと
バスコークにて固定します。
この上に発泡スチロールをかぶせます。
カメラステーが発泡スチロールの中に入るように
カッターで切込を入れます。
カメラ側から見た写真です。
防水カメラですが念の為、透明なアクリル板をつけて
さらに防水しました。
ビデオ信号を仮配線してアジ缶の中を覗いてみます。
広角カメラなのでバッチリ映ります。
\(^o^)/
コネクタ部が大きくてジャマなので直結しようと思って線を
切ったらジョイント部に超小型の基板が有ることがわかりました。
カメラの配線が解からずジョイント部を後で分解した写真です。
予想通りDC/DCコンバータ基板が内蔵されていました。↓
とりあえず小型モニタにCCDカメラを直結して
アジカンクーラーの内部が映ることを確認しました。
さて発泡スチロールをかぶせてスマホ用2600mA/hの
リチウムイオン電池と送信機を組み込もうとしましたが
ここでトラブル発生。
このリチウム電池は小型で充電中もバッテリと負荷に供給が可能、
また各種安全装置も充実していて過充電,過放電,過電圧,
過電流防止機能,短絡保護機能付きという事で選定したのですが
しまった・・・。なんと電源スイッチがありません。
このバッテリはUSBのプラグを差し込むことによって
USB端子からの電源出力となります。
しかしアジカンの中でUSB出力端子接続しっぱなしではすぐに
放電してしまいます。
仕方有りません。(泣)
これはUSBソケット自体にスイッチ接点があると
想像し自己責任で分解し電源の配線を取り出しました。
この配線を接続するとバッテリのUSB出力がONになります。
でも良い子のみなさんは保証外になるし危ないし
絶対分解なんかしないでね。
リチウムイオン電池はもの凄いエネルギーを持っているので
電気の知識の無い方にはメッチャ危険です。

中は予想通り3.7Vの定番の18650タイプの
リチウムイオン電池が1個入っていました。
3.7Vを昇圧して5Vを作っているんですね。
予想通りUSBのジャックにジャックの差し込みを検知する接点が
ありその接点を無効にして電源ON,OFF線を引き出しました。
バッテリ部はこれでOKなので次は送信部の改造です。
やはりアジカンで使うにはバッテリ電圧が5V(もとは3.7V)なので
昇圧して使うと最低電圧のDC7Vとはいえロスが多くて
イマイチです。(*_*;
送信機の基板をよく見ると電源部にDC12VをDC5Vに
変換する3端子レギュレータがあり
この基板は本来は5Vで動作していることがわかります。
それならばと三端子レギュレータの足を浮かせて5Vを
直接入力する回路に改造しました。
またこの基板の後のカメラ用ケーブルにもDC12Vを
変換する基板がついておりCCDカメラ自体には
DC9VとDC3.3Vの2系統の電源で動作しているようです。
実験の結果、9Vは無くても3.3Vだけでもカメラは動作するようでした。
5Vから3.3Vを作るレギュレータの手持ちがなかったので
ダイオード2本の電圧降下を利用して実測電圧3.4Vの電圧を作りました。
定格3.3VのICということは電圧範囲は3.17~3.43Vなので
これでたぶん大丈夫でしょう。(^^♪
別のスマホのバッテリでうまく動作するか実験してみました。
車のカメラ設定でサイドカメラをONにします。

このままでは受信部の電源を入れてないので
まだモニタには映りません。
緑の電源スイッチON!!

やった!
車のサイドモニタを選択するとバッチリ写っていますネ。
本番用の小型のリチウムイオン電池に変えてみて
USBチェッカで消費電流を測るとDC4.79Vで170mAです。
12Vから5V駆動への回路変更で消費電流がかなり減りました。
車のUSB電源も使えますが、これなら
バッテリだけでもかなりの移動時間持つでしょう。(^^♪
今回リチウム電池の充電用コネクタにはちょっと高かったけど
防水コネクタを使ってみました。(写真左下)
コネクタにはUSBの電源ケーブルを接続します。
アジカンの蓋の内部です。
LEDの動作状態の覗き窓には裏側に透明な板を
貼って水が侵入するのを防止します。
完成写真です。
もうこれは病気やな・・。(笑)
覗き窓は結構いいと思ったのですが泡があったり
温度差で内側が結露したりしてよく見えない事もあります。
携帯等のフィルム貼ればガラスでないので結露しにくいかも・・。
さてCCDはどうなんでしょうか?
海水が揺れてカメラセンサー部に水がついたら
あまり見えないかも知れませんね。??
さてこのカメラは結構高感度ですが夜でもアジカンライトの
明かりだけでよく見えるのでしょうか?
カメラの電源をONにして車のモニタで見てみます。
車までは3mぐらいの車外に置いています。
さてモニタではどんな感じで写っているかな?
おお!綺麗に見えます。
ただアジカンに泡が有ったらカメラにアジが写りにくいのは
言うまでもないですね。(^^)
ということはやっぱりスキマーか・・。
次はスキマーの改良にはいります。
『昨日までヤエン界に無かったものを』 ・・・。
まあ自己満足で実際くだらないものだけど(^^) これが
ヤエンとおなじくらい面白いんだから仕方ないんです。
でへへ・・。
( ̄ー ̄)ニヤリ
by.iuzyan
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