アユ竿がポッキン!(涙) ― 2018年09月22日 08時35分
それはアユ竿を分解して水で洗って縁台で乾かしていた
時の事です。
朝、片付けようとした時に不注意でポキンと
折ってしまいました。(涙)
原因はサッシの下に入っていた事を知らずに
上に持ち上げたのです。(´;ω;`)
_| ̄|○ il||li
ガーン!
うっそ!・・・・。
この時、izuyanが受けたショックをお察しください。
アユ竿ですよ・・。鮎竿!
ポキンと折ったのは穂持ち下と呼ばれる穂先から
3番目の先端部分です。
オークションで安く^^; 買ったとは言え
元々はダイワの10万近い高級竿ですよ・・。
天の声が心の中で聞こえます。
アユ釣りやめますか?
それとも修理しますか?
なぜか新品買っちゃえ!
という声は聞こえませんでした。^^;
しばらくして答えました。
はい!自分で修理します。
・・・・・・。
いろいろ修理方法を悩んだけど
その夜、折れた渓流竿が有った事を
思い出しました。
これを切って折れた部分に被せて
強化しちゃえば修理できそう!
これなら竿を切らないのでアユ竿は
短くなりません。
被せるピッタリの寸法があればいいけど・・。
なんとか使えそうな部分が有りました。
まず、折れた部分に使わないエギング用のPEラインを
グルグル巻いて補強すると同時に、
補強用のカーボン内径に合わせて巻き数を調整します。
この方法は昔、タモの柄が折れた時に修理した
方法です。
izuyanはこれを 『スパイラルPE 補強方法』 と
呼んでいます。^^;
上から被せるカーボンロッドはディスクグラインダーで
適当な長さにカットします。
軽い!
このPEを巻き付けた糸にダイソーの
2液混合タイプのエポキシ系強力
接着剤を塗り込んでいきます。
エポキシは隙間充填剤としても使える
スグレモノです。
一晩おいておきます。
できた!
いい感じでカチカチに
固まっています。
スムーズに竿にしまえるように
段差をエポキシで充填して無くしているので
出し入れもスムースです。
おお・・・。
修理はいい感じだよん!
一部竿が太くなるのはまったく気にしません。☆彡
中に入れた竿がちょっとキツそうだったので
中をよく見たら割れた部分からエポキシが
内部に少しはみ出て固まっていました。
半丸ヤスリで慎重に内部を仕上げていきます。
なんとか修理完了です。
これでまだまだ使えそうです。
でも・・・。
ホントは人並な鮎竿が欲しくなってきていた
izuyanでした。
ははは・・。(*^^*)
来年は買うぞ~。(妄想)
なんちゃって。
by.izuyan
干網の修理 ― 2018年09月30日 08時39分
アユの燻製を作ろうと思って冷凍していたアユを
解凍しました。
そしてアユを干していた時、長年使っている干網が
ボロボロになっている事に気が付きました。
よく見るとアユになにかボロボロと
ゴミのようなものが落ちてついています。
原因は干網の針金を保護してあったプラスチックが
ボロボロになって落ちてきているようでした。
アユを一夜干しした後に網を分解してみます。
吊り用の紐も外しますが後で元に戻せるように
写真で記録しておきます。
なるほどうまく吊し紐つけるもんだなあ・・。(*^^*)
干網の網の部分です。
もう針金は錆びてボロボロでした。
そう言えば干網自体は洗って干したこと
がなかったなあ^^;
塩水につけた魚を干したりしたので
長年の経年劣化で錆びるのは仕方ないし、
もう元は十分とりました。(*^^*)
しかしまだ網自体は使えそうだったので
とりあえず修理してみることにしました。(笑)
まずは針金ですが昔、ぶどう棚で使った硬線の残り
が有ったのでこれを使います。
果樹園などに使う業務用?のこの硬線は
ホームセンターなどには売って無くて入手に
苦労したことを思い出しました。
さてこれを曲げて四角の形をつくるのですが
この硬線がめちゃくちゃ硬いのです。
湾曲した形状を手で真っ直ぐに整形しながら
作っていきます。
終端はハンダ付けで・・。
ヤエン製作用のフラックスと半田で
くっつけました。
その上から得意?の熱収縮チューブで処理。
1個目の枠にはセンターのクロス針金にも
黒い熱収縮チューブで保護したのですが、
もったいなから他のはやめました。^^;
同じように枠をあと4個作ります。
合計で枠は5個必要です。
でけた!(*^^*)
結構時間がかかりました。
適当に作ったんで大きさにはばらつきが結構ありますが
まあいいいでしょう。
ここで網がとても汚れていることに
気が付きました。
触るとニチャニチャします。
洗ってないからですね・・。
食器用の洗剤で洗いました。
泡で見えませんが洗った後の水は
汚れでめちゃくちゃ濁っています。
一晩乾かして出来上がり
洗う前とくらべると汚れが落ちて
とても綺麗になりました。
破れているところも有ったので
縫いました。
補修には不要になったナイロンラインと
手持ちの丈夫な握り糸を使いました。
枠に洗って綺麗になった網を縫い付けていきます。
輪ゴムに両側クリップをつけて網にテンションを
かけます。
この状態で全周を縫い付けていきます。
この作業に時間がかかります。
途中で嫌になりました。(;_;)
時間を見つけちょっとずつ作業をしてやっと完成!
次はこの網を本体にセットして数センチ置きに
糸で縫い付けていきます。
やっとできました。
しかしこれは地道な作業です。
これを作った人には頭が下がります。
この作業は機械化はできないでしょう?
ジッパーの持つところも壊れていますので
これも修理しました。
修理と言ってもジッパーに持つための
紐をつけるだけですが・・。☆彡
やっと完成しました。
ブログに書くとすぐに出来そうに見えるけど
嫌になるくらい地道な作業が続くので
修理するのに結構時間がかかりました。(*^^*)
ところでこの40cmx40cm角の干網は
ネットではいくらぐらいで売ってるんでしょう?
まず普通の人?なら修理しようとせずに
絶対買い直します・・。(笑)
ははは・・。
調べました。
アマゾンで1014円
え!うそやろ~。
安い!安すぎる。
原産国は中国と書いてあるけど
この干網の原価はいったいいくらなんだ?
人件費は?利益はでるのかな?
もし手作業でこの網を作っていたとしたら?
ある意味ホントすごい・・・。^^;
by.izuyan
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