軽トラ改造計画その202019年02月11日 06時57分

izuyanの軽トラ改造計画もついに20を迎えました。

農作業用に中古で買った軽トラに

少しずつ手を加えることにより

ますます愛着が湧くようになってきました。^^;

しかし最近わかったことですが

このサンバー君、実は深刻な問題を抱えていたのです。

それはまた別途・・・。(;_;)

さて気を取り直して記念すべき20回目の改造は、

そう・・念願のパワーウインド化です。

ETCが無いので高速道路での窓の開け締めとか

助手席窓の開閉がやはり面倒くさいのです。

いろいろ探しましたが選択肢はあまり無くて

汎用品をAmazonで・・・ポチ。




このキットはモータでワイヤーを駆動する方式です。

スバル純正のパワーウインドウではギヤ駆動らしいのですが

まあ安いので仕方ないでしょう・・。

届きました。↓




さっそく箱の中をあけるとなにやら

いろんな部品がゴチャゴチャと入っています。

あとでわかったことですが

ほとんど使わない部品でした。^^;




取扱説明書です。↓

すべて英文さらっと書いてありますが

なんとなくわかります。^^;






さて取り付けはキーレスエントリーキットの

取付と一緒に行いました。

せっかくデッドニング(もどき)したアルミテープを

バリバリ外すことから始めます。

あ~あ・・・・。(;_;)




車内からドアまでの配線はキーレスエントリーキットの電線と

一緒に配線しました。どちらも付属の線は短かったので

手持ちの電線をハンダ付けして延長しました。

このような汎用品のキットはそのままボルトオンで

取り付けられることは稀ですので

トラブルと工夫を楽しむ寛容な気持ちが必要ですネ。^^;

さてドアの部分はぐるぐる回すハンドルを外して

その軸にキットから合うギヤの選定から始めます。

プラスチック製(プラギヤ)なんで強度が心配ですが

買った物は今さら仕方ありません。

14種類のギア(すごい)から愛車にぴったりに合う

形状をさがします。




このギアでいいかな?

あとのギヤは勿体無いけど使いません。^^;

このギアにかぶせるギアがまた数種類あります。

汎用品って作るのが大変ですね・・・。(^^)




このパワーウインドキットはモータをギアで変速して

ワイヤーでハンドルが付いていた軸を回転させて

動力を伝える仕組みです。




このままではうまく取り付く位置がなかったので

ネジを外して分解しモータの取り付け角度を90°

位置を変えました。




そしてうまくモータが空きスペースに入るように

少しヤスリでドア内側のパネルを削りました。




こんな感じでセットしました。↓

仮り配線してから通電しドア開閉の動作テストしてみると

結構無理やり回している感が有ったので

スムースに窓が軽く上下するように

シリコンスプレーや可動部のグリスアップを

行いました。




モータの電源は大電流が流れるので

キーレスの回路と合わせてバッテリーから直接電源を取りました。

イグニッションONの位置でパワーリレーを駆動させ

パワーウインドウ回路に電気が流れるようにしました。

さてモータに流れる電流を実測してみました。

運転席側は6Aちょっと・・。

助手席側はちょっとハンドルが重たかったので

モータに負荷がかかるらしく8Aぐらい流れました。

やはり結構大電流が流れます。

グリスアップして改善に努めます。




モータ回路の保護回路にはヒューズしか

入っていないので回路的にはいまひとつです。

スイッチをウインドウ停止位置から

さらに押し続けた場合、モータを止める回路は無く

モータに過負荷がかかってしまうので

スイッチ操作は押しすぎないように注意が必要です。

もちろん最近の車に必ずあるワンタッチの

上下スイッチや挟まれ防止の仕組みも

こいつには無いので取り付けや使用は自己責任でね。^^;




ドアに駆動モータを取り付けたら次は内張りに

操作スイッチを取付けるための加工等をします。




まずはハンドル位置の丸穴に飛び出している

ギヤを保護するためにブランクキャップを

取り付けるための穴を拡大します。




大きい穴を開けるために木材用の

ホールソーを使いました。




ギュイーン!

きれいな丸穴が開きました。




ここのブランクキャップにも数種類有り

使ったギヤの奥行きに合うキャップを探して

5種類の中から選んで取り付けます。

あとのキャップはもちろん使いません。^^;




スイッチの取付は型紙が有ったので

ネジ位置がわかり助かりました。




カッターで線を出すための角穴を開けますが

材質が柔らかいので簡単に切れます。




スイッチをビスで取り付けて穴から

線を引き出します。




この電線の先にはコネクタが有ったのですが

大きいので収めるスペースが無さそうです。

なのでギボシ端子接続に変更しました。




配線を接続しスイッチを取り付けた

内張りをもとに戻します。




軽トラはドアの鉄板と内張りの間にスペースが

ほとんど無いのでその間に収納するのに

結構苦労します。

ここでうまく取り付けないと内張りが浮いてしまいます。

(´・ω・`)




助手席側も同じように取り付けました。




ドアの内張りはコストダウンのためか

簡易的でペラペラです。(*^^*)




再度百均のアルミテープなどで穴を

塞ぎデットニング(もどき)して完成。




運転席側のパワースイッチの写真です。↓

当たり前ですが助手席側も開け閉め出来ます。




回転ハンドルが無くなったのでスッキリしました。




スイッチにはLEDが組み込まれており

常時緑色に光るので夜間でも認識ができます。




助手席側のスイッチです。

後付感はあまりないです。




動画です。↓




このパワーウインドウはワイヤーで無理やり

ハンドル軸を回す仕組みなので耐久性は

あまり無いかもしれませんが操作性が格段に

便利になりました。\(^o^)/

by.izuyan

コメント

_ yama ― 2019年02月11日 20時25分

その20達成おめでとうございます。

しかし、弁当箱型のパワーウィンドウスイッチ!

久々に見ました!

そういえば、昔は昇降ハンドルに付いたいたような(笑)

さあ、次はどんな改造を目指すのかなあ?

_ なかやn ― 2019年02月11日 20時44分

毎度。
その20達成おめでとうございます。
いったいどれだけ改造すれば気が済むのでしょうか・・っw
すげーわ すげーー軽トラ他には走っていませんぞ・・(*^_^*)

もうさすがに ぐうの音も出ません 参りました。w

_ izuyan ― 2019年02月12日 01時04分

yamaさんこんばんわ~。

はははyamaさん古いなあ・・・。

これは弁当箱型ではありませんよ。(ワイヤー駆動形)

昔は国産のミツバ製でハンドル軸に直接つける

パワーウインドウキットがあったようですが

さすがにもう今は売ってないですよ。^^;

弁当は車内に箱がかなり出っ張るので軽トラの

狭い車内では足に当たるかも・・・。

もう改造はそろそろ終わりかな?

あとはETC,ハイマウントストップランプ,塗装色変更,

ぐらいかなあ・・・。

いろいろ改造やり終えるとちょっとさみしいなあ!(笑)

_ izuyan ― 2019年02月12日 01時27分

なかやnこんばんわ~

自分でもまさか20回も軽トラ改造の記事を書くとは

思いませんでした。今までは釣りの記事メインだったので

ちょっとやりすぎた感はありますが、これはこれで

自己満足だけどめっちゃ楽しい^^; 

もしこの軽トラが最初から機能フル装備の

スペシャル軽トラだったらそれは快適で便利だったかも

しれませんがそんなに愛着もわかずにつまらなかったでしょう・・・。

最近車が売れてない理由がなんとなくわかる気がします。

快適で機能満載だけど乗っていて楽しくない。

ブラックボックス化してあまりいじれない。

そのてん鉄板むき出しのシンプルな軽トラは改造素材として

おもしろすぎるよん~。(*^^*)

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