dynabook R734修理2020年07月21日 20時42分

愛用のノートPC dynabook R734のキーボードが

最近壊れました。




まだまだ使えるのにもったいないです。

(´・ω・`)




故障の症状はキーボードの”A”と”左SHIFT”キーが

押しても反応が無いのです。

キーボードの中でよく押されるキーのランキング上位に

入ってるこのキーが使えないのは

メッチャ不便でストレスがたまります。

キーボードが押せないPCなんて使えん!(涙)




どうしようかなあ?

このままゴミにするのはもったいないので考えました。

①メーカに修理にだす。

②USBキーボードを付けて使う

②自分で修理する。

メーカに出すと修理代が概算いくらくらい

かかるかHPで調べてみると

基本技術料金15000円,修理代キーボード5000円

プラス送料もかかるのでこれは痛い出費です。

ノートPCに外付けのUSBキーボードなんて

意味が無いです。^^;

なので自分でキーボードを買って

交換することにしました。

ネットでPCの型番を入れて検索するもどこも

売り切れです。

あちゃ~。頼みのAmazonも在庫切れかあ・・・。




楽天でも売り切れ。




このノートPC、もう古い機種の部類に入るので

現在入手は難しいのかもネ・・・。

ただ条件を下げると使えそうなキーボードは

ありました。

それは

・アキュポイント無し

・キーボードのLEDバックライト無し

今までアキュポイントなんて使ったこと無いし

別にバックライトなんて無くてもいいや・・・。

ということで楽天でポイントを使ってこの

キーボードを購入。




発注するとすぐに届きました。↓




さっそくノートPCを分解していきます。

裏蓋を開けたのはHDDをSSDに

交換した時以来です。




ネジがやたら多いので分解は結構大変です。

ただizuyanには電動ネジ回しがある。(^^)




あっという間にマザーボードまで

分解できました。

ちゃんと元に戻るのかな?

一応分解途中の写真は撮りました。




さてここから本題のキーボードの交換に入ります。

ネットで調べたところ、このPCのキーボードは強力な

両面テープで固定されているようです。

分解方法の動画も有ったのでその動画を参考に

少しずつキーボードを本体から浮かせていきます。

まさかこんなところでiphoneの分解工具が

役に立つとは。^^;




傷を付けないようにプラスティックのヘラで少しずつ

こじ開けていきます。

しっかりくっついていてなかなか外れない・・・。

なんとか時間がかけてキーボードをはずすことに

成功しました。

噂どおり強力な両面テープのせいでかなり

面倒でした。




両面テープの糊をはずして綺麗にします。




新しいキーボードを乗せてみると

当たり前だけどぴったりです。

・・・・良かった。☆彡




次に両面テープで新しいキーボードを

固定します。




裏からフィルムの配線を引き出して

マザーボードを取り付けコネクタに配線を

接続していきます。




なんとか見かけ上は

元に戻りました。^^;




さてうまく動くかな?

バッテリをつけてスイッチ・オン!

無事ノートPCは復活しました。

キーボードも無事復活しました。

”A”も”SHIFT”キーもちゃんと

打てます。(^^)




成功!と思っていたら・・・・。

なにやら変なメッセージが。

なになに・・・・。

”ファンが正常に動作しません・・・。”




うそやろ。

ファンは今まで正常に動いていたのに。

分解した時ファンにはホコリがかなり溜まっていたので

エアコンプレッサーで

綺麗に吹き飛ばしました。

ただ超強力なエアーを吹きかけて高速でファンを

ビュンビュン無理やり回したのがまずがったのかな?・・・。





再度分解して裏蓋を開けた状態で

PCの電源を入れファンの様子をミてみます。

フなるほどァンがヨタヨタ回っています。

やはり動作がおかしいようです。

ファンは寿命品だから故障は仕方ないかも・・・。




ファンも交換したいと思い検索すると

このPCの新品のファンは売り切れで

ネットを探してもどこにも売っていません。

うそでしょ。困ったな。

このままではせっかくキーボードを交換したのに

ゴミになってしまいます。(涙)




最後の手段でヤフオクで中古品をさがします。

するとオークションでは結構出回っているようです。

だれも入札しないので簡単に落札出来ました。




中古品ですが説明文によると完動品から

外したということなので大丈夫でしょう。

交換して電源オン!

ファンもスムースに回転しファンアラームも

出ませんでした。(*^^*)




このPCにはPCヘルスモニタ機能という

故障診断ソフトがあります。




それを使ってファンの冷却機能の

診断をしてみました。




その結果は”PCの冷却機能が低下しているよ”

とのメッセージが。




冷却診断結果:低下(涙)




ファンはきちんと回転しているのに

CPUがあまり冷却されていないと判断しました。




なのでCPUの冷却クーラをはずしてみます。

塗ってあったシリコングリスがカチカチに

固く固まっています。

原因はこれだな。




エレクトロニッククリーナを吹きかけて

ティッシュで拭いて綺麗にしました。




そして

どこかにシリコングリスはあったよなあ~。

ご家庭の必需品?シリコングリスをなんとか

ジャンク箱の中から探します。

結構有った(笑)




CPUの放熱部にシリコングリスを適当に塗って

ヒートシンクを被せます。




裏蓋のネジを締めて復旧しました。




これできっとうまくいくはずです。

電源を入れてから再度冷却機能の

チェックを行います。




結果は良好。

ははは。




dynabook R734 修理完了。

修理といっても部品の交換だけだから

部品が入手できれば簡単ですネ。

自分でメンテナンスできるうちは

性能に不満は全然無いし

まだまだ使っていこっと。^^;

by.izuyan