爆風・藻・干潮との戦い2023年04月12日 06時17分

4月になって暖かくなりようやく春らしくなってきました。

山の畑に母が昔植えた「びわの木」が一本あるんですが、

今まで手入れをせず荒れ放題にしていたので

うまく実がならずじつはまともなびわをまだ

一回も食べたことが有りません。

これは余りにもったいないな!と一発発起。

今年は絶対びわを食べたいと、剪定や摘蕾、袋掛けを

まじめにやってみました。



去年剪定したあと2月頃、びわの花が咲いて開花・受粉。




だんだんと果実が大きくなり3月に摘果。




そして4月に初めての袋掛けを行いました。

その後、草刈りをやりました。

収穫は5~6月予定です。

うまくできるといいな。ビワ。^^;




さて次はヤエン釣行の話です。

斧の柄を製作してもらったお礼にキロオーバの

アオリイカでお返しをするというミッションでしたが

前回は目的が果たせず今回リベンジに出撃してきました。

(ヤエン(遊び)に行くのはいろいろと理由が必要ですよね。^^;)




今回、産卵の為にイカが集まってきて、ある時期だけとてもよく釣れる

という季節限定ポイントで本当はやりたかったのですが

現地に着いてみるとすでに先客のヤエン師が2人いて諦めました。

話を聞くと昨日の夜10時からやっていて一回もまだ

アタリが無いそうですがエギンガーがここで1キロオーバを

釣ったのを見たと言っていました。

粘ればここは期待大ですね。

途中セルフのアジ屋さんでアジを仕入れますが

偶然アジ屋のオーナさん?がいたので

”最近イカは釣れてますかね?”と聞くと

”ぼちぼちやね。このあたりより三浦半島の方がいいかも?”と

アドバイスをくれました。

今日は15匹購入。(1匹100円です。)




でも三浦半島はここから遠いので近くのポイントでアジを泳がせます。




今日は南予に強風・波浪注意報が出てました。

安全第一でライフジャケットをしっかりと身に付けます。




天気はあまり良くなくて風が強くて寒い。

風は段々と強くなる嫌な予報です。

夕方の風速8mはやばいかも?




潮は中潮で明日は小潮であまり良くありません。

夕マズメは干潮になるので時間的には

なんとしても午前中には1杯は釣っておきたいところです。




今日の目標はキロオーバ一杯です。

がんばろうっと!。

海面を見るとフワフワと切れ藻が流れています。

もう産卵時期になってきたんですね。




ヤエン竿を2本出してから次はヤエンのチェックです。

針は真水で洗っていますが抹茶色に錆びています。

やはり保管用にサラダ油ぐらいは塗っておくべきでした。




しばらくアタリなどは無いのでいつものようにヤエン針を

きれいに研いで時間を潰しその時に備えます。(^^)

ヤエン釣りにとって針の鋭さはとても大事です。

なまくら針では硬い?イカの身にサクッと刺さらないもんね。




海面にはヤエンの天敵 切れ藻が流れています。

時間が経つとどこかに流れて行く場合が多いのですが

これが時間がかかります。




アタリセンサーをセットして居眠りしていたら居食いで

完食されました。

あちゃ~~。

ラインを引っ張っていかなかったので多分チビイカでしょう。




波止から数m先に緑色の海藻が波止に沿って流れていきます。




椅子でまた眠たくなってウトウトしていたら無線式アタリセンサーから

のアラーム音で目が覚めます。

やっと来たな・・・。ふふふ。

これはイカのアタリだぜ。




竿で聞くとクイーン クイーンと強く引っ張り返します。

まあまあサイズ。

しかしまずいことにラインが藻に絡んでいるようです。




ラインをなんどか振ってまとわり付いた藻を払い除け、

海中に入っているラインを藻の無いところに誘導します。

アタリから7分過ぎましたがもう少し待ちます。

この貴重なアタリは絶対に取りたいです。

爆風の中、ラインを手でつかみヤエンをセットしますが

強風でラインが揺れまくりヤエン針と竿に絡みつきます。

やばいことにうまくセット出来ません。

焦ります。

落ち着け!落ち着くんだ!心の中で叫びます。

ラインの絡みをほどいてヤエンをセットし

なんとか自作ヤエンを水面に送り込みます。

途中で藻に引っ掛かりませんように!。




なんか心臓がマジでドキドキします。

ヤバイ、心臓発作起こすなよ。(笑)

捕るか盗られるか!

これがヤエン釣りの醍醐味なんですね。

途中でバレること無く適度な重さをキープしたまま

イカが浮いてきました。




まあまあサイズです。

ギャフ掛けもスリルが有ります。

捕獲成功です。やったよ~。




ヤエンは3本の針がゲソの部分にガッチリと掛かっていました。




この時期はヤエンがねっとりとした藻に絡みつき、途中で

止まってしまうことも多いので注意が必要です。




イカをギャフで波止に引き上げた途端、墨を吐いたので

水くみバケツで洗い流そうとしたところ手が滑って、つるっとバケツが

海に落ちてしまいました。

やばい。慌ててギャフで回収。

しかし余裕こいて写真なんて撮っていたもんだから

バケツに水が入り引き上げるのに重くて一苦労。

すぐに回収すればよかったな。^^;




今日は次から次へと流れてくる切れ藻が邪魔です。↓




14時過ぎに2回目のイカのアタリが有りました。

竿で聞くと軽くてこれはちょっと小さいなと思ったのですが

貴重なアタリだったのでここは慎重に

十分待ってからヤエンを入れる事にしました。

ヤエンはガッチリと掛かりました。




捕獲成功。

あ!カメラがズームになってた。(笑)




ヤエンを入れるのを十分待ったつもりですが

まだそんなにはアジを食べてないです。




捕獲まで14分21秒




アジが元気でなかなか減らないので久しぶりにウキも

投げてみることにしました。

仕掛けは、がまかつ製の市販品お墨付つきを使いました。




この松葉ヤエンのような段差針がいかにも釣れそうです。

(アタリさえあれば)




しかし爆風で風速5m~7mは有ります。

ウキを投げても飛ばずに向かい風ですぐに岸の方に

戻ってきてしまいます。






ウキは投げてもすぐに浅瀬に流れて来ます。

そして針が根掛かりで引っ張ると針が取れてあえなく

ウキの試合終了。(涙)




そろそろ上げ潮の時間帯です。




真っ暗な中、ヤエンにアタリが有りました。

海面は真っ暗で何も見えずとりあえずヤエンを

入れました。

なんとかヤエンには掛かったんですが海面が低い為、6m+1m

の長さのギャフでは取り込みに一苦労です。

左手に竿、右手にギャフを持ってイカを引っ掛けようとしたんですが

爆風と波、引潮の悪条件が重なりチビイカにも関わらず

イカが浮き沈みをしてなかなかよう引っ掛けません。

それでもなんとか捕獲成功。




爆風で寒いし干潮だし釣れんし、

心が折れて20時すぎにアジ一匹を放流して納竿。


一番大きいいイカを測ってみたら1.56kg有りました。

やった~。今日の目標達成。




今日の釣果です。

3杯




次の日、1.5kgのイカを友達に渡してこのミッションは成功しました。

\(^o^)/

今回は爆風・藻・干潮との戦い、厳しかったけど釣れて良かった~。

by.izuyan