プラジェットミニ PJ-M102016年03月31日 22時33分

釣りや電子工作をやってると

熱収縮チューブがいろいろと増えてきます。(笑)

いつの間にかこんなに・・・。




今まではガスバーナで炙ったり




ファンヒータで炙ったり




ドライヤーで炙ったことも・・・・。

でもすぐにサーモスタッドが働いて電源が切れるし

パワー(温度)がいまひとつ。




ハンダコテを当てたり、熱湯につけたり、ライターで

炙ったりとか・・・。

いろいろとやってみましたがどれも綺麗に処理が

できない感じがしていました。




どれも今ひとつの方法でした。

実はずっと前から欲しかった工具があります。

それはヒートガン!

でも市販のものは工業用のハイパワーの物ばかり。

ちょっと高くて手が出ませんでした。

どうせ熱収縮チューブの処理しか使わないので

小型で軽量のものはないかと探したところいいものを

見つけました。

ポイントが結構残っていたので

それをヨドバシ・ドット・コム(ヨドバシカメラ)でネット購入。

すぐに届きました。

はやい!まるでAmazonみたい。

知っている人は知っていると思いますが

ヨドバシカメラのすごいところは小物一点でも

なんと日本全国送料無料なんです。

(*^^*)

たとえば83円のマンガン電池(4個入)買ったとしても

送料はかかりません。

(しかもポイントまで付きます)

これってお店に儲けがあるのかな? 

こっちが心配になります。^^;




すぐに届いたのは石崎電機製作所の

プラジェットミニ PJ-M10

という熱風機です。




カールドライヤーのクシの部分が無いような

形状をしています。

でもさすが工業用熱風機、ドライヤーとは

熱風のパワー(熱さ)が違いますね。

カタログでは熱風温度約350℃(測定は吹出出口より10mm)

となっています。




本当に350℃ぐらいあるのかテスターで測ってみました。

温度センサーはテスターに付属の熱電対です。

測定結果は320℃なのでだいたい

カタログ値と有っていますね。




次にカール・ドライヤーの温度を

測ってみました。

約130℃

プラジェットミニは約3倍近くのパワーが

ありますね。

もしこれをドライヤーとして使ったら

ヤケドするなあ・・。(笑)




ところで熱収縮チューブは何度ぐらいから

収縮するのでしょうか?

70℃ぐらいから収縮するものもありますが

手持ちを調べると125℃が多いです。

とすれば、やはりドライヤーで収縮させるのは

ギリギリの温度ですね。

(´・ω・`)




早速この間修理したスパイラルコードに

錆止め用で熱収縮チューブを被せてみました。




熱風機スイッチオン!




さすが300℃の熱風で気持よく収縮します。




出来た!

これで直接潮風が当たらないので錆止めになるでしょう。




形状がスティック状で軽くて持ちやすいです。




熱収縮チューブ用に使うならこれで全然問題ないですね。

これは良いツールを手に入れました。(*^^*)

今後もいろいろな工作にガンガン活躍して

くれそうです。^^;

by.izuyan